カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! NISSAN TEANA(オーナー・佐伯里美さん) by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST 前編 | Push on! Mycar-life

カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! NISSAN TEANA(オーナー・佐伯里美さん) by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST 前編

エアサスでローフォルムを極めるカスタム車両に、イベント仕様の外向きインストールを施したのは、北海道のAUDIO.VISUAL.SECURITY FIST製作のティアナ。トランクルームにはアクリル棒を使った印象的なイルミ処理が施された。

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カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! NISSAN TEANA(オーナー・佐伯里美さん) by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST 前編
  • カスタム・オーディオマシン SpecialFeature!! NISSAN TEANA(オーナー・佐伯里美さん) by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST 前編
  • ライトなカスタム処理で効果を発揮するアイデア満載のトランク。フラットなインストールながら変化に富んだデザインだ。
  • サブウーファーにはハーツのES300.D5をチョイス。周囲をパープル系の人工スエードで処理することでユニットを浮かび上がらせる。
  • トランクデザインの基本となったのがオーディソンのアンプであるSR5の横幅。これを基準に各部のデザインを決めていったという。
  • トランクルームの各部にはイルミを配置し、単調になりがちなフラットインストールにアクセントを付けている。
  • 一段落とし込まれたパワーアンプ&サブウーファーの取り付けスペースには、周囲にLEDによるイルミを配置してライトアップする。
  • エアサスユニットをショーアップするトランク前面パネル。グリル部はフロア同様の人工スエードで処理し、内部にはイルミも配置。
  • 外向きサウンドの中高域を担当するのがトランクルーム両サイドに設置されたオーバルのコアキシャルスピーカー。

エアサスでローフォルムを極めるカスタム車両に、イベント仕様の外向きインストールを施したのは、北海道のAUDIO.VISUAL.SECURITY FIST製作のティアナ。トランクルームにはアクリル棒を使った印象的なイルミ処理が施された。

◆パワーアンプの幅に合わせた
 異形のフロアデザインを投入

ライトなカスタム処理で効果を発揮するアイデア満載のトランク。フラットなインストールながら変化に富んだデザインだ。サブウーファーにはハーツのES300.D5をチョイス。周囲をパープル系の人工スエードで処理することでユニットを浮かび上がらせる。トランクデザインの基本となったのがオーディソンのアンプであるSR5の横幅。これを基準に各部のデザインを決めていったという。
上質な外装カスタムを施してきたオーナーが、新たなカスタム要素として取り組んだのがオーディオだった。トランクルームをカスタムして、イベントでのアピール度を高めるというのが当初のもくろみ。しかし、普段使いするクルマなのでしっかり荷物も積み込みたいという贅沢な作り込みを施したのがこのクルマの特徴。

ラゲッジのフロアにはパワーアンプとサブウーファーがフラットに組まれている。フロアは6角形の独特のデザインを施し、一段下がった部分にユニットをインストールするというスタイル。このデザインはオーディソンの5chアンプであるSR5の横幅を基準に、ハーツのサブウーファーES300.D5とのコンビをバランス良く納めるためのアイデア。まとまりの良さもピカイチに仕上がった。

パープル系の人工スエードを使ったパネル面と、レザー仕上げの周囲とのコントラストも美しく、トランクをオープンした時のインパクトも十分だ。ガチガチのヘビーカスタムではなく、ライトなカスタムでいながら、しっかりと個性を主張するスタイルがオーナーも狙ったスタイルで、お気に入りのポイントでもある。

◆LEDテープ+アクリル棒を
 使った個性的なイルミ処理

トランクルームの各部にはイルミを配置し、単調になりがちなフラットインストールにアクセントを付けている。一段落とし込まれたパワーアンプ&サブウーファーの取り付けスペースには、周囲にLEDによるイルミを配置してライトアップする。エアサスユニットをショーアップするトランク前面パネル。グリル部はフロア同様の人工スエードで処理し、内部にはイルミも配置。
このクルマのトランクルームのもう一つの特徴はイルミ使いだ。オーディオユニットの周囲にはテープLEDを使ったイルミが施され、ショーアップ効果を狙う。イルミ色はオーナーが大好きなグリーンを採用。落ち着いた効果が大人のムードを醸し出す。

さらにアクリル棒を組み合わせて使う手法も独特。ナイトシーンではLEDの光を受けてアクリル棒がキラキラと輝く効果を狙っている。LEDの直接光だけではなく、間接光をうまく使ったイルミ処理も、このクルマならではのカスタムポイントとなった。

トランクルーム前面にはメンテナンス性も考慮した大きな開口を設け、エアサスユニットをディスプレイする。ここにもアクリル棒を使ったイルミ処理を施すなど、トランクルームをイルミ処理での統一しているところも決まっている。

◆スマートなカバーが施され
 荷室の実用性もキープする

外向きサウンドの中高域を担当するのがトランクルーム両サイドに設置されたオーバルのコアキシャルスピーカー。フロアの中央部分にはプロテクションパネルが用意されている。一段落ち込んだ部分にピタリと設置されるのでフィット感も高い。普段使いするクルマなので荷室をスポイルしたくないというオーナーの思いをクリア。ユニットを気にせず荷物を積み込める。
トランクの両サイドはフロアを一段かさ上げして外向きスピーカーとしてオーディソンのオーバルスピーカーであるAPX690をインストールする。ビジュアル面のインパクトに加えて、サウンドでも中高域までバランスの良い外向きサウンドを再生する。

手の込んだカスタムが施されているトランクだが、中央の一段落ち込んだ部分にすっぽりとカバーが施される仕組みになっているのもこだわり。これならオーナーが気にしている普段使いも可能で、遠慮無く荷物が積み込める。

デザイン性豊かなトランクだけでは飽き足りなくなったオーナー、次なる一手としてコクピットまわりのオーディオインストールにも手を加え、高音質な内向き仕様を作り上げている。そんなフロントまわりのインストールを次回は紹介していくこととしよう。

《土田康弘》

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