【スピーカー交換のススメ】カロッツエリアのロングランモデルTS-Z172PRSを聴いてみる | Push on! Mycar-life

【スピーカー交換のススメ】カロッツエリアのロングランモデルTS-Z172PRSを聴いてみる

TS-Z172PRSの"PRS"とは、パイオニア・リファレンス・シリーズの略。専門店のディスプレーに展示されていたり、熱心なかーオーディオファンのクルマにもよく見かける人気モデルだ。

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carrozzeria TS-Z172PRS ¥80,000(税別)

TS-Z172PRSの"PRS"とは、パイオニア・リファレンス・シリーズの略。専門店のディスプレーに展示されていたり、熱心なかーオーディオファンのクルマにもよく見かける人気モデルだ。

まず、先代より引き継がれているOpen & Smoothは、圧倒的な臨場感と実在感をコンセプトをさらに突き詰め、次のステージのサウンド創りへと実現することが大きなテーマ。もう少し具体的に説明すと、純正を含め一般的なスピーカーでは、中音域が耳元まで届かず、音像が足元に塊ってしまう。それを改善し、中音域が耳もとま届くように。かつ定位感を実現するものだ。

ウーファー部振動板に3層IMX構造のMIXファイバーコーンを採用。軽さと剛性を両立するもので、音楽性にあふれ情報量豊かな中低域再生を実現。
一方、トゥイーターは、中帯域まで忠実に再生する大口径2.8cmソフトドーム式を採用、ということで、中域の再生能力の向上にともないクロスオーバーネットワークのクロスポイントを1.9kHzと従来モデルより、大幅に低く設定されている。この効用は、3k~5kHzの一般的なトゥイーター&クロスオーバーと比べ、再生帯域は広く、リスニングエリア拡大に大きく貢献しているといって過言ではない。事実、試聴してみると中域の充実度、トゥイーターからは、ヴォーカルの帯域が一層、リアルに聴こえてくる。発売以来、ロングラン、人気を保っているのもうなずける。スピーカーメーカーとして、上級モデルと同様、パイオニアの力作といえるだろう。

《永松巌》

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