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DIATONEメーカーデモカーの “聴きどころ”をCheck! Part.2 Mercedes-Benz A180 Sports<後編>

全国の試聴会やイベントを駆け巡っているDIATONEのメーカーデモカー。それらを取材し、それぞれの“聴きどころ”をご紹介している。まずは、Mercedes-Benz A180 Sportsからリポートしている。今週はその後編をお伝えする。

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全国の試聴会やイベントを駆け巡っているDIATONEのメーカーデモカー。それらを取材し、それぞれの“聴きどころ”をご紹介している。まずは、Mercedes-Benz A180 Sportsからリポートしている。今週はその後編をお伝えする。

先週の記事では、このクルマの“聴きどころ”と、それらについてのインプレッションを端的にお伝えした。今週は、そのサウンド傾向をさらに深く解説していこうと思う。

最初に、このクルマのシステムを簡単におさらいしておきたい。ソースユニットは『DIATONE SOUND.NAVI・NR-MZ100PREMI』、その内蔵アンプで、『DIATONE・DS-G500』を鳴らし、そこにサブウーファー『DIATONE・SW-G50』を追加する、という布陣だ(サブウーファーを駆動するパワーアンプは、カロッツェリア・PRS-D700を使用している)。

そして先週にお伝えした“聴きどころとは”、

○DIATONE SOUND.NAVI・NR-MZ100PREMIの内蔵アンプの底力
○スタンダード機とはひと味違うう、“PREMI”ならではの凄さ
○トゥイーターからサブウーファーまでの振動板が同一素材であることの、サウンドの一体感

以上の3ポイント。そして上記の“聴きどころ”が、フロントスピーカーの鳴りっぷりの良さ、サウンドの一体感(繋がりの良さ)として感じられたことをリポートさせていただた。

そこから付け加えたい点が、2点ある。

1点目は、「リアルさ」だ。このクルマから感じられる「リアルさ」には2つの要素がある。1つ目は、ボーカルも含めたそれぞれの楽器の音色のリアルさだ。ボーカルならば、まるでそこにいるかような気配をも感じ取ることができ、例えばコンガであれば、楽器の皮の質感、それを叩く手の質感、そういった部分までもリアルに感じることができるのだ。ギターの弦の上をすべる指の音さえも、ぞくっとするほどの実在感がある。

そしてもう1つの「リアルさ」とは、ステージの再現性だ。各楽器のフォーカスが実に鮮明で、かつ位置関係まではっきりと認識できる。左右の関係はもちろん、前後の関係もイメージできるのである。

さらにもう1点、このクルマの音から強く感じられたのは「見通しの良さ」である。「ヌケの良さ」と言い換えてもいいだろう。とにかくクリアなのだ。各楽器の音がしっかりと分離し、かつ、音と音の間の空間までも感じ取ることができるのだ。

上記2点もまた、上で挙げた“聴きどころ”から繰り出された結果である。さらに言うならば、『DIATONE SOUND.NAVI・NR-MZ100PREMI』の“S/N感の高さ”があればこそ、でもある。“S/N感が高い”がゆえに、情報量が多くなり、解像度が高くなり、音がきめ細かくなる。結果、楽器の質感、雰囲気をそのまま表現でき、フォーカスや奥行き感も正確に再現できるのである。

もしこのクルマを聴く機会があれば、「リアルさ」と「見通しの良さ」にも、大いに注目していただきたいと思う。そこにも、新しくなった『DIATONE SOUND.NAVI・NR-MZ100PREMI』の凄さ、そしてダイヤトーン・スピーカーの凄さが潜んでいる。

さて次回は、近日開催される『大阪オートメッセ2016』に出展されるDIATONEデモカーの音をリポートする予定だ。次週も当コーナーをお読み逃しなく。

《太田祥三》

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