『DIATONE SOUND.NAVI』“NR-MZ100”シリーズを聴く! 第1回 “素”の音質性能について | Push on! Mycar-life

『DIATONE SOUND.NAVI』“NR-MZ100”シリーズを聴く! 第1回 “素”の音質性能について

カーオーディオ 特集記事

DIATONE SOUND.NAVI
  • DIATONE SOUND.NAVI
  • DIATONE SOUND.NAVI
  • DIATONE SOUND.NAVI
  • 『DIATONE SOUND.NAVI』“NR-MZ100”シリーズを聴く! 第1回 “素”の音質性能について
  • 『DIATONE SOUND.NAVI』“NR-MZ100”シリーズを聴く! 第1回 “素”の音質性能について
『DIATONE SOUND.NAVI』“NR-MZ100”シリーズが、巷の話題を独占している。マイカーライフでも発表会以降の4週にわたり、ニューモデルの進化点を徹底レポートし、大きな反響をいただいた。

そして今週からはいよいよ、サウンドインプレッション・リポートに入っていく。発表会会場での試聴会でもその音質性能の高さを感じ取れたのだが、従来機との比較ではどうなのか…。これから計4回、じっくりとお伝えしていく。

まず今回は、CD音源を用いての、内蔵アンプによる試聴の模様をリポートしていきたい。試聴会場は東京都千代田区にある三菱電機の試聴室。スピーカーは特製のエンクロージャーに収められたダイヤトーン・DS-G500。帯域分割は、スピーカーに付属のパッシブクロスオーバーネットワークで行った。試聴室でのテストなので、タイムアライメントもイコライザーもフラットのままだ。つまりは、“NR-MZ100PREMI”の“素”の音質性能をテストできたわけだ。

ところで先月のリポートの中で、新しい『DIATONE SOUND.NAVI』の音作りのコンセプトを詳しく解説していなかった。インプレッション・リポートに入る前に、それについて触れておこうと思う。

ダイヤトーンのサウンドポリシーは「高S/N感」である。「高S/N感」とは、音楽信号に対してノイズが少ない、ことを指す。そこにこだわり、結果、次のような進化を遂げているという。例えるなら、通常のカーナビは「2等星までしか見えないスモッグの多い都会の星空」、それに対し前作“NR-MZ90”シリーズは「6等星まで見えていたスモッグの少ない田舎の星空」、そして“NR-MZ100”シリーズでは、「10等星まで見える極地の透明感あるスモッグの少ない星空」。ここまでの違いを実現できているというのだ。そしてこの「聴感上の高S/N感」を極めていくことで、「今までにない車内空間を超えたサウンドステージを実現する」ことを目指した…。これが音作りのコンセプトである。さて、このコンセプトが、どのように耳に伝わってくるのか。期待しながら試聴を開始した。

最初に同様のシステムで、従来機である“NR-MZ90PREMI”の音から聴かせていただいた。試聴トラックが鳴り始めて、すっと音楽に没入できた。まったくもって素晴らしいサウンドである。この音に不満を感じる人がいるとは思えない。少なくとも筆者自身は微塵も不満を感じない。音色がとにかく上質だ。実に耳に心地良い。高域はきめが細かく、低域には芯がありハリがある。音場もリアルだ。この音を聴いた後に“NR-MZ100”シリーズの音を聴いて違いを感じ取れるだろうかと、少々不安にもなった。

続いて“NR-MZ100”の試聴に移った。ケーブルを繋ぎ換えていただき、同じ曲のイントロが静かにスタートすると…。

最初の音が鳴った瞬間に、すべてを理解することはできなかった。“NR-MZ90”と比べて、音色自体の上質さに関しては優劣をつけられないような気持ちを持った。ところが…。

試聴音源はこのような試聴会では定番の、イーグルスの『ホテル・カリフォルニア』のアコースティックライブバージョンだったのだが、イントロのギターソロの途中の歓声を聴いてはっとした。その響きに、これまで感じたことのない立体感を感じたのだ。その生々しさたるや、新鮮な驚きだった。

まさに「高S/N感」が実現された結果なのだろう。S/Nが上がったことで情報量が上がり、音源をより正確に再現できている、ということに他ならない。

ところで、サウンドコンセプトは「今までにない車内空間を超えたサウンドステージを実現すること」だと書いたが、これをもう1歩踏み込んで説明しておきたい。それを目指すにあたってのキーワードは2つあったとのことだ。それは「空間感」と「フォーカス感」。この2つを両立させることは、通常は難しいという。広がりを求めると音は薄くなり、フォーカスを求めるほどに空間は狭くなる。しかし“NR-MZ100”ではそれを両立できているという。空間を広く表現しながらも密度もより濃く再現できるというのだ。

演奏が進むにつれ、まさにそのとおりだと唸らされた。観客席も含めて空間を広く感じ取ることができ、しかも密度が濃いので演奏も歓声もこの上なくリアルに感じ取れる。さらには、繊細さもより良化し、倍音の乗りも増えているので、余韻も一層美しい。

聴き込めば聴き込むほどに、良さが実感できた。“NR-MZ90”シリーズ以上に耳に心地良く、音楽に心癒されていく…。この音は正真正銘にハイエンドオーディオの音だ。「未体験の音質」に偽りなし。“NR-MZ100”シリーズ、恐るべし、である。

さて、試聴はまだまだ続いていく。この後は、サブウーファーの追加、ハイレゾ音源の聴き比べ、外部アンプの追加、サラウンドのテスト、そしてデモカー試聴まで一気に進めていった。次週以降は、それらについて1つ1つじっくりと解説していく。
《太田祥三》

関連ニュース

特集

page top