ロシア発のハイクオリティ・ケーブルブランド 『TCHERNOV CABLE(チェルノフケーブル)』の 2015年ラインナップをインプレッション! #2 | Push on! Mycar-life

ロシア発のハイクオリティ・ケーブルブランド 『TCHERNOV CABLE(チェルノフケーブル)』の 2015年ラインナップをインプレッション! #2

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ロシア発のハイクオリティ・ケーブルブランド 『TCHERNOV CABLE(チェルノフケーブル)』の 2015年ラインナップをインプレッション!
  • ロシア発のハイクオリティ・ケーブルブランド 『TCHERNOV CABLE(チェルノフケーブル)』の 2015年ラインナップをインプレッション!


ロシア発のハイクオリティ・カーオーディオケーブルメーカー、『TCHERNOV CABLE(チェルノフケーブル)』の2015年モデルについてリポートしている本特集。今週からはRCAケーブルについて、エントリーグレードの製品から順番にインプレッションをお伝えしていこうと思う。まずは、『スタンダード』と『スペシャル』について。すでに各地のカーオーディオ専門店で好評を得ているこれらの2シリーズ。果たしてそれぞれの実力や、いかに…。



『チェルノフケーブル』2015年モデルの最注目アイテムは、これまでのフラッグシップ『リファレンス』を超えるスーパーハイエンドグレードとなる『アルティメット』シリーズなのだが、その実力を正確に把握するためにも、まずはエントリーグレードの製品から、そのポテンシャルを検証していった。



試聴会場は、『チェルノフケーブル』の正規輸入代理店であるイース・コーポレーションの試聴室。試聴システムは以下のとおりだ。



PCをヘッドユニットとし、PC内のFLACデータをUSB-DACを経由してパワーアンプに送る。使用したパワーアンプは、スーパーハイエンドブランド『オーディオウェーブ』の話題の新製品『アスパイアプロ』シリーズの『Aspire Pro CA』(税抜価格:72万円)。シリーズ中唯一となるクラスA回路を持つモデルだ。スピーカーにもスーパーハイエンドブランド、『RSオーディオ』の『RS マスター2』(税抜価格:65万円)を使用。そして、それらをつなぐケーブルは、すべて『チェルノフケーブル』で統一。パワーケーブルに『TAC-Special MKII DC POWER 8 AWG』(税抜価格:3900円/1m)を、スピーカーケーブルには『クラシック TAC-ClassicMKII SC/1』(税抜価格:9300円/1m)を、それぞれ使用した。





イース・コーポレーション試聴室『Aspire Pro CA』『RS マスター2』


イース・コーポレーション試聴室 / 『Aspire Pro CA』 / 『RS マスター2』





上記のシステムで固定し、RCAケーブルだけを変更していく。まずは、エントリーグレードである『スタンダード』の1.65m(2ch)モデル『TAC-Standard1 IC165』(税抜価格:8400円)から。





『TAC-Standard1 IC165』『TAC-Standard1 IC165』


『TAC-Standard1 IC165』





パワーアンプもスピーカーもハイグレードな逸品。特にパワーアンプに関しては、4月の週刊特集でインプレッションをお届けしたばかりの話題作だ。その時の印象どおりの、リアルかつ充実感のあるサウンドが聴けた。



安定感があり、正確な音だ。各楽器の輪郭も鮮明で、ステージ全体の立体感も申し分ない。それぞれの奏者の位置が、奥行きも含めてピンポイントで把握できる。ボーカルの伸びやかさや艶、余韻ともに心地良く、不満に思う部分は皆無だ。



ちなみに、『スタンダード』シリーズのRCAケーブルは、インストール時の “引き回しやすさ” にも定評がある、とのこと。なるほど、よく見るとRCAプラグの大きさがほど良い。最近のプロセッサーは小型化が進んでいて、大型のプラグを持つRCAケーブルは使用できないケースもあるようだが、当シリーズならそういった心配は必要ないだろう。また、LRが途中から1本に結合しているあたりも、引き回し性を向上させる大きなポイントになっている。価格も含め、現実的な、そして安心して使える製品に仕上げられているのだ。



さて、お次はRCAケーブルをセカンドグレードである『スペシャル』シリーズの『TAC-Special MKII IC165』(税抜価格:2万4000円)に変更して試聴を開始。ちなみに今回試聴するRCAケーブルは、すべて1.65mのモデルで統一している。





『TAC-Special MKII IC165』『TAC-Special MKII IC165』


『TAC-Special MKII IC165』





さて、『スペシャル』シリーズのRCAケーブル。一瞬の出音で、すべての要素において1ランク上がっていることを実感した。



まず低域の質が良化した。重さが増し、同時に弾力感も向上している。ぐいぐいと、そして生き生きとドライブする。そして低域の質が上がったことに付随して、中・高域の厚みも増している。それぞれの楽器の質感も、より味わい深くなった印象だ。味付けが濃くなったという印象ではなく、素材自体の味がしっかりわかるようになったのだ。



さらに、表現力がより繊細になった。情報量もアップして、きめ細やかでスムーズになっている。しかもS/Nが上がっているので見通しも良くなり、ステージの立体感も良化。奥行き感もより深まったように感じた。



『スタンダート』と比べて価格は2倍以上だが、満足感は2倍を超えていると言っていい。アンプやスピーカーとの価格バランスも考慮すべきだが、多少背伸びをしても頑張って『スペシャル』を…、そう言いたくなるくらいの手応え(聴き応え)があった。もっとも、『スタンダード』も良い製品であることは疑いようがないのだが。



次回はいよいよ、『スペシャル』との価格差=約3.6倍という、『クラシック』シリーズの試聴インプレッションに突入する。このケーブルに変更することで、どこまで音が変わるのか…。



その結果は次週お届けする。お楽しみに。




《太田祥三》
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