アートマスターブランド“RS Audio”が放つ 期待のニュー・プロダクツ 『RS Revelation』シリーズを 緊急徹底テスト!! #2 | Push on! Mycar-life

アートマスターブランド“RS Audio”が放つ 期待のニュー・プロダクツ 『RS Revelation』シリーズを 緊急徹底テスト!! #2

スーパーハイエンド・スピーカー『RS Master 3』および『RS Master 2』を擁する“RS Audio”から放たれる、注目のニュープロダクツ『RS Revelation(レベレーション)』シリーズ。正式リリース前に、それらの実力と魅力をスクープすべく、週刊特集を組んでいる。第2回目となる今回は、パワーアンプの2製品をクローズアップ。その音質性能に迫る。

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アートマスターブランド“RS Audio”が放つ 期待のニュー・プロダクツ 『RS Revelation』シリーズを 緊急徹底テスト!!


スーパーハイエンド・スピーカー『RS Master 3』および『RS Master 2』を擁する“RS Audio”から放たれる、注目のニュープロダクツ『RS Revelation(レベレーション)』シリーズ。正式リリース前に、それらの実力と魅力をスクープすべく、週刊特集を組んでいる。第2回目となる今回は、パワーアンプの2製品をクローズアップ。その音質性能に迫る。

『RS Revelation』シリーズには、2機種のパワーアンプが用意されている。2chモデル『RS Revelation A20』(税抜価格:23万円)、および4chモデル『RS Revelation A40』(税抜価格:25万円)というラインナップだ。

先週お伝えしたとおり、2ウェイコンポーネントスピーカー『RS Revelation 165』(税抜価格:21万円)との組み合わせで、2chモデル『RS Revelation A20』の音質を確認しているので、今回は4chモデル『RS Revelation A40』の音質リポートから始めたい。

4chモデルの主要スペックは以下のようになっている。


RS Revelation A40



RS Revelation A40 税抜価格:25万円


●仕様:4ch(4/3/2ch)パワーアンプ●定格出力:100Wx4(4Ω) 150Wx2(2Ω)300Wx2(4Ωブリッジ)●周波数特性:5Hz〜50KHz●SN比:105dB●サイズ(幅×奥行×高さ):210×390×60mm

2chモデルと比べて、2万円高くなってはいるが、1chあたりの価格で考えると半額近く。『RS Revelation A20』と比べて手が届きやすいモデルになっている。さて、その音質はどうなのか…。

試聴システムからパワーアンプだけを入れ換えていただき、早速聴かせていただいた。スピーカーは『RS Revelation 165』のままだ。

最初の出音を聴いてまず感じたのは、質感の良さだ。耳当たりが柔らかく、暖かく、そして品がいい。これは、2chモデル『RS Revelation A20』で感じた印象と同様だ。4chモデルとなり手頃な存在になってはいるが、2chモデルと同じ方向のサウンドが楽しめる。

低域はドライブ感が十分。躍動感たっぷりに音楽を聴かせてくれる。伸び、重さ、タイトさがすべて適度で心地が良い。量感も十分だ。高域もいたって滑らかできめ細かい。そして何と言っても、全体のバランスがナチュラルだ。低域も中域も高域も質が良いがそれぞれが主張し過ぎることはなく、あくまでも上手くバランスしている。


RS Revelation A40RS Revelation A40


その後もう1度、2chモデルに戻していただき、改めて2機種を比較してみた。

聴き比べてみると、やはり2chモデルのほうがレベルが高いことが分かる。情報量の多さが1枚上手で、倍音の響きがさらに良く、音色がより豊かだ。音のツブ立ちも良い。よりくっきりと各楽器を描き切っている。

とはいえ、価格から考えても『RS Revelation A40』の音質に物足りなさを感じるものではない。このモデルなりに、十二分な満足度が味わえる仕上がりになっている。むしろコストパフォーマンスは4chモデルの方が高いと言える。

さて、ここで他ブランドのパワーアンプの音も聴かせていただいた。“絶対試聴”から“比較試聴”にシフトし、『RS Revelation』シリーズの特長をより明確に感じてみようという試みだ。

スピーカーはそのままで、『RS Revelation A20』に対しおおよそ半分くらいの価格となる他ブランドの2chモデルをご用意いただいた。

それと比べてみて、『RS Revelation』シリーズの素性の良さを再認識した。2chモデルも4chモデルもそれぞれ、価格的な音質性能を十分に担保できている。その上で、『RS Revelation』シリーズならではの魅力を携えているので、そこがハマれば、これより高価なモデルと比べても、敢えてこちらを選ぶ人もいるだろう。


RS Revelation A40RS Revelation A40RS Revelation A40


そしてやはり、ルックスも大きな魅力だ。『RS Revelation』シリーズのパワーアンプならば、人とは違ったビジュアルを構築できる。派手にもシックにもキメられそうだ。音と見た目の両面で、ハイエンド・パワーアンプとして物欲を刺激する、魅力あるモデルに仕上げられていることは確かだ。多くのファンを獲得するに違いない。

さて、次週はスピーカーについての詳細なリポートをお届けする。スピーカーにおいても、2ウェイコンポーネントスピーカー以外にバリエーションが用意されているので、それぞれについても詳しく解説していきたいと思っている。お楽しみに。

《太田祥三》
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