不定期・気分次第連載 ゆるゆるMycar-lifeデモカー製作記 #7: 静粛性を追求する! | Push on! Mycar-life

不定期・気分次第連載 ゆるゆるMycar-lifeデモカー製作記 #7: 静粛性を追求する!

Mycar-lifeデモカー、残念な事が発覚。

カーオーディオ デモカー製作記
不定期・気分次第連載 ゆるゆるMycar-lifeデモカー製作記

Mycar-lifeデモカー、残念な事が発覚。

一歩一歩段階を踏んでご機嫌な状態になってきたMycar-lifeデモカーのGOLF5ヴァリアント。乗る度にサウンドナビ+SA-1の奏でる音楽にテンションが上がる日々なんです。あ〜楽しいなぁ〜♪ カーオーディオってやっぱ楽しいなぁ〜♪♪ と思いながらも、冷静になって考えると不満な部分も出てくる。前デモカーと比べて音質に関しては現時点で勝てないのは仕方が無い事で、それは今後のステップアップ次第! と納得できるけど、どうしても納得できない部分があってそこをどうにか解決したい。その気になる部分とは『車室内の静粛性』だ。前デモカーのティーダはロシア発のアコースティックマテリアルが揃っているStPを適材適所に使用して車格から想像できない静粛性を獲得していたが、現デモカーはノーマルのままとなっている。クルマが変わってその差は非常に大きかったんだなぁと再確認。そのStPも今年に入ってモデルチェンジされてその性能を大幅にアップさせているようだ。まずはクルマに関するノイズについて再度勉強してから施工方法を考えてみたいと思う。

ノイズと言っても種類は色々。適材適所を考える。

クルマに関するノイズは大まかに分けて『エンジン音』『風切り音』『ロードノイズ』『こもり音』の4つに分類することが出来る。エンジン音はそのままの意味で、動いているエンジンが発する音の事で5kHz以下が主成分。風切り音は走行中のボディとその周りにある空気がぶつかって気流が乱れることが原因のノイズで500〜5kHzが主成分。ロードノイズは道路とタイヤが接している時の摩擦から出る音でタイヤハウスを通じて車室内に入ってくるノイズで1 kHz以下が主成分。そして最後のこもり音が一番厄介かもしれないのだが、先に挙げた3つの要因によるクルマ自体の振動から発せられる音が原因のノイズで、音のようで音では無いノイズ成分の250Hz以下が主成分となる。フロアノイズとも言われることがあるが、高級車ほどこのノイズ成分が少ないのはクルマ自体のノイズ処理や車体剛性の高さが大きな要因であろう。まずはこの4つのノイズについてのポイントを押さえて、どこにどういう施工を行っていくのが良いのか適材適所を考えながら作業を進めていくことにする。

まずは現状を把握してみよう!

何となくノイズとは何か? を勉強した上で実際の車室内はどれぐらいの騒音があるのかを検証してみた。ハンディータイプの計測器を使って一般道50km走行時と高速道100km走行時の騒音レベルを計測する方法だ。


一般道94.1dB高速道108.1dB


写真左が一般道で94.1dB、写真右が高速道で108.1dBを計測。調べてみると100dBは電車が通過しているガード下、90dBは騒々しい工場、カラオケのレベルとなっていて想像以上にうるさい状態なんだなと改めて実感した。この状態からStPを使った施工を行う事でどのような変化が起きるのかを次週から施工場所ごとに追っていくのでお楽しみに。

《藤澤純一》
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