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算数オリンピック初の問題公募、大賞には賞金100万円

 算数オリンピック委員会は、「算数オリンピック」の25周年記念事業として初めて問題を公募し、大賞には賞金100万円を贈呈する。対象となるのは、小学1~6年生を主対象とした算数の作問。1人5点まで応募が可能で、3月31日まで受け付けている。

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 算数オリンピック委員会は、「算数オリンピック」の25周年記念事業として初めて問題を公募し、大賞には賞金100万円を贈呈する。対象となるのは、小学1~6年生を主対象とした算数の作問。1人5点まで応募が可能で、3月31日まで受け付けている。

 算数オリンピック委員会は、数学者の広中平祐氏の提唱で1992年に設立された任意団体。子どもたちに算数の面白さを知ってもらおうと、1992年から算数オリンピック大会を開催しており、2014年からは参加無料のインターネット世界算数大会も行っている。

 今回は「算数作問大賞」と題し、算数オリンピック25周年記念事業として広く一般から算数問題を募集する。小学生用の大会種目は3種類あるが、応募作品は小学生向けの算数の作問であれば対象学年は問わない。どの種目に該当する作品かは事務局で判断するという。

 対象となるのは、小学1~6年生を主対象とした算数問題。これからの時代にふさわしい新しい思考力を必要とする問題、今までにない画期的な算数問題を期待しているという。ただし、応募者自身のオリジナルで国内外未発表の問題に限る。過去の中学入試に出題された問題や算数問題集などに既出の問題などは不可となる。

 選考委員は、ピーター・フランクル氏(数学者・ハンガリー学士院)や広中平祐氏(京都大学名誉教授)など。審査の結果、大賞となった1問には100万円が贈られるほか、金賞1問に30万円、銀賞3問に各20万円、銅賞5問に各10万円、佳作(若干)に各3万円が贈呈される。

 応募は、1人につき5点まで可能。募集資格は不問。応募締切りは3月31日(消印有効)。応募作品はA4またはB5の用紙を使用し、作問には必ず解説と模範解答を添える。応募はできるだけメールとし、WordやExcelファイルまたはPDFを添付する。FAXや郵送でも応募できる。問い合わせはメールで受け付けている。

 採用する問題の結果は、7月31日に算数オリンピックのホームページで発表予定。8月21日に東京代々木オリンピックセンターで表彰式が行われる。

算数作問大賞
対象作品:小学1~6年生を主対象とした算数問題
※応募者自身のオリジナルで国内外未発表の問題に限
※過去の中学入試に出題された問題、算数問題集などに既出の問題などは不可
応募資格:不問
応募点数:1人5点まで
締切り:3月31日(木)消印有効
応募方法:算数オリンピック事務局宛にメール、FAX、郵送のいずれかで応募
※作品にはA4またはB5の用紙を使用し、作問には解説と模範解答を添える
※応募はできるだけメールとし、Word・ExcelファイルまたはPDFを添付する
賞金:大賞(1問)100万円、金賞(1問)30万円、銀賞(3問)20万円、銅賞(5問)10万円、佳作(若干)3万円
結果発表:7月31日(日)算数オリンピックホームページで発表する
表彰式:8月21日(日)東京代々木オリンピックセンター

《奥山直美》
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