女子高生が考案「痴漢抑止バッジ」の新デザインが決定 | Push on! Mycar-life

女子高生が考案「痴漢抑止バッジ」の新デザインが決定

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1位のバッジデザイン
  • 1位のバッジデザイン
  • STOP痴漢バッジプロジェクト
  • 考案当初のバッジ
 「クラウドワークス」が公募していた「STOP痴漢バッジプロジェクト」の新しいバッジデザインが決定した。女子高生のアイディアから始まった取組みで、クラウドファンディングを利用した普及活動を行ってきた。新しいバッジは3月から配布開始予定だ。

 2015年4月、東京都内の通学電車内で痴漢被害に遭っていた女子高校生が、母親と一緒に痴漢抑止バッジを考案。バッジをつけるようになると被害がなくなったことから「STOP痴漢バッジプロジェクト」を開始し、同じように被害に遭っている人たちに受け入れられる缶バッジのデザインを11月から公募していた。

 クラウドソーシングサービスを運営する「クラウドワークス」が公募していたデザインは、全国から400作品以上が集まった。また、バッジ製作にかかる費用や普及活動の支援は、クラウドファンディングを運営する「FAAVO東京23区」で募集し、1月26日現在で支援者は195人、支援金は110万3,000円に達している。

 缶バッジの採用には、クラウドファンディングの支援者の投票と、特別審査員の女子高校生136人のアンケートを反映し、1位から3位までを決定した。1位は「タケルノミコト」さん(クラウドワークス表示名)のデザイン。自身が痴漢被害に遭い悩んだことがあり、「バッジによって被害者だけでなく社会全体で痴漢について考えるきっかけ作りになる」とコメントしている。イラストは怒った顔のウサギと手錠が描かれ、「私たちは泣き寝入りしません」と毅然とした態度を表している。

 3月から支援者にバッジの送付を開始し、今後は学校への配布や痴漢抑止のセミナー開催などを行う。クラウドファンディングの締切り日である2月1日までに目標の150万円に達した場合は、東京と大阪で各494(抑止を意味)個の配布イベントを開催する予定。さらに、バッジの製作費と公式サイトに痴漢被害の対処方法を紹介するコンテンツ製作のほか、被害者の悩み相談ができるオンラインコミュニティの立ち上げに活用していくという。

 「STOP痴漢バッジプロジェクト」は、「痴漢抑止バッジ」の考案者の女子高校生のプライバシー保護を優先し、女子高校生の母親と友人のフリーライター・松永弥生氏が代表を務める。
《田中志実》

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