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成人式間近、急性アルコール中毒に注意…厚労省が注意喚起

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成人式間近、急性アルコール中毒に注意…厚労省が注意喚起(画像はイメージ)
  • 成人式間近、急性アルコール中毒に注意…厚労省が注意喚起(画像はイメージ)
  • 厚生労働省「e-ヘルスネット」
  • 参考資料・東京消防庁「急性アルコール中毒」
  • 参考資料・東京消防庁「急性アルコール中毒」
 厚生労働省は、生活習慣予防のための健康情報サイト「e-ヘルスネット」において急性アルコール中毒の危険性について注意喚起し、救護方法などの対処法を紹介している。1月11日の成人の日を前に、特に新成人は慣れないアルコール摂取に注意してほしい。

 急性アルコール中毒は、飲酒により意識レベルが低下し、嘔吐、呼吸状態が悪化するなど「酩酊」と称される危険な状態に陥ることを指す。通常、血中アルコール濃度が0.02%から0.1%程度で「ほろ酔い」、0.3%を越えるともうろう状態の「泥酔期」、0.4%を越えると「昏睡期」となり生命に危険を生じうる状態になるという。どこから急性アルコール中毒になるのか明確な基準はないが、泥酔以上の状態では意識レベルが低下し、嘔吐、血圧低下、呼吸数の低下など生命に危険をおよぼす可能性が生じる。

 一般には、若年者や女性、高齢者、飲酒後に顔の赤くなるタイプの人はアルコールの分解が遅く、飲酒によるリスクが高まるという。中でも、若年者は自分の限界がわからないこと、アルコールに対してまだ耐性が低いことなどから、急性アルコール中毒に陥るリスクが高くなっている。東京消防庁が発表した急性アルコール中毒による搬送者数によると、毎年1万人前後が急性アルコール中毒によって救急搬送され、2012年度では20歳代の搬送者数が5,115人ともっとも多い人数となっている。

 また、e-ヘルスネットでは周囲に急性アルコール中毒が疑われる人がいる場合の救護方法も紹介。「衣服をゆるめる」「体温低下を防ぐ」「吐物による窒息を防ぐため横向きに寝かせる」など、知っておいてほしい知識を紹介している。

 例年、成人式や新人歓迎行事などでその場の雰囲気にのまれ、あるいは通過儀礼と称して若年者が一気飲みなどをしてしまうケースは少なくないという。急性アルコール中毒は死に至る危険性があるだけでなく、ふらつきによる転倒や、電車や車にひかれる、海や川でおぼれるなど、さまざまな危険性を高めるという。本人はもちろんのこと、周囲も無理をさせないことが重要だ。
《畑山望》

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