ジョニデからクリヘム、松山ケンイチまで!2016年は人気俳優の“大変身”が見もの | Push on! Mycar-life

ジョニデからクリヘム、松山ケンイチまで!2016年は人気俳優の“大変身”が見もの

『アベンジャーズ』きっての筋肉系スーパーヒーロー、ソーとしておなじみのクリス・ヘムズワース。だが、主演最新作の『白鯨との闘い』(1月16日公開)で、巨大な白鯨に襲われ、難破する船の航海士を演じている彼は

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『ブラック・スキャンダル』- (C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
  • 『ブラック・スキャンダル』- (C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
  • 松山ケンイチ主演『珍遊記』(C)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
  • 松山ケンイチ主演『珍遊記』(C)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
  • 板尾創路&矢部太郎&今野浩喜&おおかわら&アイアム野田-(C)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
  • 『白鯨との闘い』本ポスター  (C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED.
  • 『白鯨との闘い』 - (C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED.
  • クリス・ヘムズワース
  • 『不屈の男 アンブロークン』-(C)2014 UNIVERSAL STUDIOS

『アベンジャーズ』きっての筋肉系スーパーヒーロー、ソーとしておなじみのクリス・ヘムズワース。だが、主演最新作の『白鯨との闘い』(1月16日公開)で、巨大な白鯨に襲われ、難破する船の航海士を演じている彼は、昨年、自身のインスタグラムに驚異の激ヤセ姿を公開して話題となった。また、DCコミックスのヴィランズ(悪役たち)のドリームチームを描く『スーサイド・スクワッド』では強烈ビジュアルのジョーカー役、オスカー俳優のジャレッド・レトをはじめ、ウィル・スミス、マーゴット・ロビー、カーラ・デルヴィーニュ、ジョエル・キナマンらの悪役姿が注目を集めている。

2016年は彼ら同様、最新作で驚きの姿を披露する実力派スターたちが続出。その大変身ぶりに迫った。

■イケメンを封印!? なりきりぶりが話題!

名作小説「白鯨」では描かれなかった実話を基に、巨匠ロン・ハワード監督が手がけた『白鯨との闘い』。本作でクリス・ヘムズワースは、主人公の一等航海士オーウェン・チェイスを演じるため、1日5~600カロリーという超・低カロリーダイエットを敢行したという。屈強なソーのイメージが強く、ハリウッド随一のセクシー系筋肉男子である彼は、ハワード監督の『ラッシュ/プライドと友情』でもF1カーのコックピットにそのボディを収めるため15kg絞ったといわれるが、今回はさらなる激ヤセぶりとなりそうだ。

また、激ヤセといえば、アンジェリーナ・ジョリー監督作『不屈の男 アンブロークン』(2月6日公開)では、注目の若手英国男子ジャック・オコンネルと『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のドーナル・グリーソンも太平洋を“漂流”し、日本軍の捕虜になる軍人を演じて激ヤセに。特にオコンネルが演じた主人公ルイは、オリンピック代表の陸上選手だっただけに、細マッチョな姿からの激変ぶりは必見。

さらに、あのジョニー・デップが「キャリア最高の演技」との絶賛を受けているのが、実在のギャング、ジェイムズ・“ホワイティ”・バルジャーを演じた『ブラック・スキャンダル』(1月23日公開)。これまでも『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『アリス・イン・ワンダーランド』などで大変身はお手の物だったジョニーだが、今回は、怒らせたら“リアルに”命がない、アメリカ史上最も冷酷残忍な巨悪に扮している。

ふだんは瞳も髪もダークカラーでおしゃれなジョニーは、本作では毎日2時間もかけて、“ホワイティ”と呼ばれるきっかけになった薄めのブロンドヘアに、前頭部を後退させ、青い瞳のコンタクトレンズを装着するなど、特殊メイクで変身。話し方から身のこなしまでバルジャーになりきり、「本人を知る人はぞっとしていた」と監督も明かすほど、実在の凶悪ギャングを熱演する。

2015年、スティーヴン・ホーキング博士ご本人も認めるほどのなりきりぶりを披露し、『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞を受賞したエディ・レッドメインは、今年は『リリーのすべて』(3月18日公開)で美しき女性に。しかも、いまから80年以上も前に、命の危険を覚悟で“本当の自分になる”ため世界初の性別適合手術を受けた実在のトランスジェンダーの女性に扮している。そんな彼女を受けとめ、支える妻をネクストブレイク女子、アリシア・ヴィキャンデルが好演しており、エディ自身「とても美しく深い感動的なラブ・ストーリー」と語る本作で2年連続のアカデミー賞、そしてアリシアとのW受賞に期待が寄せられている。

■日本の実力派スターは次々とあらぬ姿に!?

一方、日本を代表するマルチクリエイター、宮藤官九郎の監督作『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(2月6日公開)は、フツーの高校生・大助役の神木隆之介を除いて、「TOKIO」の長瀬智也、auのCMで人気を博している“浦ちゃん”こと桐谷健太ほか、舞台となる“地獄”の住人たちが、そろいもそろってパッと見では誰が誰だか分からないほどになっている。

地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド「地獄図(ヘルズ)」のボーカル&ギター、赤鬼・キラーKを演じる長瀬さん、ドラムの緑鬼・COZYを演じる桐谷さん、ヘルズの紅一点でベースの邪子を演じる清野菜名は90分がかりの特殊メイクを施した“鬼”姿、そして地獄のガールズバンドのメインボーカル&ダンサー・じゅんこ(!?)を演じる皆川猿時、さらにえんま(閻魔大王)役の古田新太など、豪華キャストの“笑撃”の姿には注目だ。

また、“1000年に一人の逸材”といわれるアイドル・橋本環奈が、女子高生にしてヤクザの4代目組長を演じることで話題を呼ぶ『セーラー服と機関銃-卒業-』(3月5日公開)。橋本さんによる、あの機関銃乱射&名セリフはもちろんのこと、『ラブ&ピース』『劇場版MOZU』などの長谷川博己が、情けなくも、いい加減でもなく、クールな“極道”に徹している姿も見逃せない。

バンドといえば、3月26日広島先行公開『モヒカン故郷に帰る』(4月9日全国公開)では、あの松田龍平が自身初となる、まさかのモヒカン姿のバンドマンに! 『横道世之介』『南極料理人』の沖田修一監督のオリジナル脚本となる本作には、「紅白歌合戦」へのサプライズ出演も話題となった前田敦子が松田さん演じる永吉の恋人役で、なんと妊婦に。英吉の弟役の千葉雄大もちょっぴりヘタレな次男で、可笑しくも温かいホームドラマに登場する。

何より、亡き森田芳光監督と縁のあるスタッフ、キャストが集結した『の・ようなもの のようなもの』(1月16日)で落語家になる松山ケンイチは、その実写映画化に誰もが驚いた『珍遊記』(2月27日公開)にも主演。漫☆画太郎による伝説のギャグ漫画の世界から飛び出たような、坊主頭の松山さんの衝撃のお尻丸だし姿やトラ柄パンツ姿はもちろん、変身前の“山田太郎”役のピエール瀧、画太郎作品でおなじみのばばあ役の笹野高史、世界最強の武闘家・中村泰造役の温水洋一ほか、板尾創路、今野浩喜、脚本のおおかわら(鬼ヶ島)らお笑い芸人たちの参加にも注目だ。

《text:cinemacafe.net》
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