いつもの水族館がクリスマスになると一味違う楽しみ方ができる。ペンギンと一緒に交響楽団の演奏を楽しんだり、巨大水槽にプロジェクションマッピングを施すなど、首都圏の水族館のイベントをまとめた。
すみだ水族館は、マゼランペンギンにとって12月は恋が始まる季節であることから、「恋する水族館。クリスマス2015」と題してしてさまざまなイベントを開催する。23日から25日各午後6時からは「ペンギンと音楽の夜」をテーマに新日本フィルハーモニー交響楽団の生演奏を行う。ペンギンたちが寝る準備を始める夜の水族館でクリスマスソングを奏でる。ペンギンの鳴き声が演奏に参加することも。そのほか、飼育員の話やプロジェクションマッピング、水槽に特別ライティングした「クラゲのメリークリスマス」なども行われる。
サンシャイン水族館は、12月25日まで、「サンシャイン水族館からのクリスマスプレゼント」をテーマにイベントを行う。人気生物のふれあいイベントとして「ペンギンのお散歩」やサンシャイン水族館では初めてとなる「ダイオウグソクムシ&オオグソクムシのつんつんタッチ」(16日まで)も登場。本物のトナカイとの記念撮影やサンタに扮したダイバーの水中パフォーマンスなどが楽しめる。
新江ノ島水族館は、12月25日まで「ナイトワンダーアクアリウム2015」を午後5時から開催。7月から新しい夜の水族館の楽しみ方として、ウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」と共同で演出している。2万匹の魚が泳ぐ巨大な水槽にプロジェクタ―で映像を投影し、花々が咲き渡るアート空間に変身させ、美しく幻想的な世界が迫ってくる。
そのほか、葛西臨海水族園は、小さい子どもも楽しめる「海のまつぼっくりツリー」作りを12月17日、18日に開催する。「まつぼっくり」に海の生き物をモチーフにした飾りをつけて、オリジナルツリーを作る。先着60組。
イベント内容は変更する場合があるので、詳細はWebサイトなどで確認すること。