TOEFLテスト日本事務局などを手がける国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部は、TOEFLアライアンスと共催で、11月14日・15日の2日間、大阪で「英語教育改革フォーラム」を開催する。フォーラムの参加費は無料で、事前に申込みが必要。
文部科学省で「高大接続の実現に向けた高等学校、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革」が進められる中、知識の量だけではなく、自ら問題を発見し他社と協力して解決していくための資質や能力を育む教育が急速に重視されるようになってきた。4技能型の英語試験の導入や幅広い視野を持ったグローバル人材の育成などが掲げられているが、現場での実践や高校大学双方にまたがった議論は十分に行われていないのが現状である。
「英語教育改革フォーラム」は、こうした問題を検討し、より実践的な英語教育を目指すために企画された。元Google日本法人社長 村上憲郎氏や、日本の主要大学、高いスキルを有する大阪府SET(Super English Teacher)のセッションなどが行われる。
教育関係者だけではなく、受験を控える高校生やその保護者にとっても有益なセミナーだという。11月14日は大阪市中央区にある内田洋行ショールーム、11月15日は大阪府箕面市にある府立箕面高校で開催される。プログラムにより、一般向けと、英語教員・TOEFL iBTテスト指導者限定のものに分かれているので、事前に確認が必要。フォーラムの参加費は無料だが、事前にWebからの申込みが必要。申込みは11月9日まで受け付けている。
また、フォーラム後には英語教員・TOEFL iBTテスト指導者限定の懇親会も開催される。懇親会は有料で、事前に申込みが必要。