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【子どものアレルギー3】消費期限と賞味期限の違い…鶏卵やバター、海外商品に注意

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【子どものアレルギー3】消費期限と賞味期限の違い…鶏卵やバター、海外商品に注意(画像はイメージ)
  • 【子どものアレルギー3】消費期限と賞味期限の違い…鶏卵やバター、海外商品に注意(画像はイメージ)
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 賞味期限という言葉は誰もが知っている言葉だが、消費期限とはどのような違いがあるのだろうか。アレルギーに関する情報サービス「クミタス」を運営するウィルモアの石川麻由社長に聞いた。

◆美味しく食べられる期限の「賞味期限」と安全性を維持するための「消費期限」

 賞味期限とは、ハム・ソーセージやスナック菓子、缶詰など冷蔵や常温で保存がきく食品に表示してあり、開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、おいしく食べられる期限を示しています。賞味期限が切れると、風味が落ちるかもしれませんが、賞味期限を過ぎても品質が保持されることもあります。

 一方、消費期限とは、お弁当や洋生菓子など長くは保存がきかない食品に表示してあります。開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、腐敗、変敗など、品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示しています。消費期限が切れてからの摂取では、健康被害が出るおそれがあります。

◆それぞれの商品の消費期限、賞味期限について

 消費期限は年月日表示になるのに対し、賞味期限については3か月を超えるものについては、年月で表示されます。

 鶏卵は、生食できる期間を賞味期限としています。鶏卵は割らない状態で常温保存もできますが、保存温度が低い方が賞味期限は長くなり、採卵時期が冬で冷蔵庫(10度)で保存している場合で57日ほど、夏期に常温保存をしている場合は16日以内になります。

 実際の鶏卵の賞味期限表示においては、安全性を期すうえでより短く設定をされており、年間を通してパック後2週間程度を賞味期限としていることが多くなっています。

 特別の保冷などを行わない常温での流通後に、家庭などで冷蔵庫(10度)で7日間保管することを意識していますので、購入時は、賞味期限まで7日間の猶予がある商品を購入されるのが望ましいです。

 バターは賞味期限で表されますが、開封前は冷蔵で約6か月と比較的長期保存が可能です。しかし、開封後は2週間程度が目安と言われています。冷凍保存も可能で、開封前で約1年の保存が可能になります。ただし、チーズやマーガリンの冷凍は食感や風味が大きく変わりやすく冷凍保存には向かない面があります。

 カップ麺、袋めんは日持ちする商品でもありますが、油で麺を揚げている商品については、賞味期限を超過することで、油の酸化が進み、摂取により腹痛、下痢などを誘発することがあります。カップ麺、袋めんはキッチンまわりに保管しているご家庭もあるかと思いますが、日光や蛍光灯の光が当たりやすく、比較的高温になる場所の近くに保存している場合は、参加や変色が進みやすくなりますので、特に、賞味期限内に食されるのが良いでしょう。

 海外の商品においては"Use by"date、"Sell by"dateは、日持ちしない商品に表記され、消費期限の意味に近く、"Best by" date、"Best before" date、"Better If Used By" dateは賞味期限の意味に近くなり、期限内に使い切るのが望ましいことを意味しています。

 一度開封してしまった場合、商品パッケージに記載の保存方法でない状態では、消費期限も賞味期限も、いずれも期日より安全な期間は短くなります。商品パッケージに保存条件の記載がある場合、その保存条件と湿度や温度、日射状況などが大きく異なる場合や消費期限の大幅な超過により、微生物の増加による食中毒、カビ毒による有害作用などが発生しやすくなります。

 また、カビを吸い込むことで、アレルギー性鼻炎、アレルギー性の肺炎を引き起こす場合があります。商品に適した保存方法を意識し、使う分を小分けにし、使わない分は冷凍保存しておくなど、長く食べられる工夫をしていきたいところです。
《編集部》

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