東京都、2018年度に小5-高3向け「英語村」開設を検討 | Push on! Mycar-life

東京都、2018年度に小5-高3向け「英語村」開設を検討

教育 教育

東京版英語村開設の基本構図
  • 東京版英語村開設の基本構図
  • グローバル人材としての成長イメージ
  • TOEFL スコアのアジア諸国との比較・平成 26年/ETS(TOEFL 実施団体)レポートより作成
  • 都立高校生徒の留学意欲/都立高校の現状把握に関する調査(平成 23年 東京都)より
 東京都教育委員会は10月27日、平成30(2018)年度設置に向け検討を進めている「英語村」について、在り方を議論する有識者会議の検討結果をまとめた報告書を発表した。小学5年生から高校3年生までを対象に英語を使った体験・実践の場として開設を目指している。

 東京都は、国際社会で活躍できるグローバル人材を育成するべく、実生活や仕事の場面で苦手意識なくコミュニケーションできる英語力を都内の児童・生徒が習得できるよう、英語教育改革の取組みの一環として「英語村(仮称)」の開設を目指し、望ましい在り方を議論する「英語村に関する有識者会議」にて検討を進めてきた。

 この度、その検討結果がまとまったとして報告書を発表。現在、日本人の英語コミュニケーション能力やTOEFLスコア、4技能別の結果がアジア圏でも下位となっている事実や、都内生徒の留学意欲の低さなどの現状を踏まえ、今後の学校教育と関連した英語村の在り方、展望を示している。

 東京版英語村のコンセプトは、「英語を使うことに慣れる場」「英語を試す場」「交流の場」「きっかけ作りの場」の4つ。グローバル人材の育成に向け、単なる4技能の習得だけでなく、英語を使って積極的にコミュニケーションがとれる力を身に付けるための疑似体験の場、国際交流の場、英語学習への意欲向上の場とすることを基本構想としている。

 対象はおもに小学5年生から高校3年生。報告書では、それぞれの学習到達段階に応じたプログラムを組むべきとしており、日本の伝統・文化理解と国際社会の理解を促進するプログラムや、英語を使う楽しさを体感する体験的・実践的プログラムを提供するべきとしている。

 具体的には、学校行事としての活用、個人・グループによる活用、通所型や宿泊型など、さまざまな参加形態を検討している。そのほか、民間のアイデアや経営手法の活用、安価な入場料、多様な人材の確保など、英語村の開設に向け幅広い提言がなされている。
《畑山望》

特集

page top