人気急上昇中の“GROUND ZERO”から2015年モデルが早くも登場!! ミドルグレード・パワーアンプシリーズ『GZHA』 & 『GZNA』を聴く! #1 | Push on! Mycar-life

人気急上昇中の“GROUND ZERO”から2015年モデルが早くも登場!! ミドルグレード・パワーアンプシリーズ『GZHA』 & 『GZNA』を聴く! #1

2013年に日本初上陸を果たして以来、着実にファンを増やし続けているグラウンドゼロ。今や、押しも押されもせぬ人気ブランドの1つだ。そんなグラウンドゼロから、2015年のニューパワーアンプが早くも登場した。ミドルグレードの『GZHA』シリーズと『GZNA』シリーズである。4週にわたり、これらの素性に迫っていく。

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人気急上昇中の“GROUND ZERO”から2015年モデルが早くも登場!! ミドルグレード・パワーアンプシリーズ『GZHA』 & 『GZNA』を聴く!


2013年に日本初上陸を果たして以来、着実にファンを増やし続けているグラウンドゼロ。今や、押しも押されもせぬ人気ブランドの1つだ。そんなグラウンドゼロから、2015年のニューパワーアンプが早くも登場した。ミドルグレードの『GZHA』シリーズと『GZNA』シリーズである。4週にわたり、これらの素性に迫っていく。

今回取材させていただいたのは、『GZHA』シリーズと『GZNA』シリーズという2ラインである。

『GZHA』シリーズに関しては、ディストリビューターであるイース・コーポレーションから1月14日付けで新製品リリースが発表されているので、そちらも参考にしていただきたい。

http://www.escorp.jp/news/product-news/20159826

このシリーズは、グラウンドゼロ・ファン待望の、ミドルグレードアンプである。

グラウンドゼロのパワーアンプというと、これまでラインナップしていたのはまず、ハイエンドグレードである『GZPA Reference』シリーズ(税別22万円〜36万円)。その下が、セカンドグレードとなる『GZUA』シリーズ(税別12万円)、そしてさらにエントリーグレードの『GZIA』シリーズ(税別2万5000円〜3万2000円)と続いていた。

それぞれ人気を博しているのだが、エントリーグレードとセカンドグレードの間、つまり5万円〜10万円台のモデルはラインナップしていなかった。その価格帯は、エントリーからのステップアップのターゲットとなる人気のゾーンだ。そこにグラウンドゼロの製品がないということを嘆くファンも多かったと言う。

この『GZHA』シリーズは、まさにそういった声に応え得るモデル群だ。音質性能がグラウンドゼロらしいものであるならば、新しいファンをも取り込み、相当な人気シリーズになるはずである。

シリーズ内のラインナップは、以下のとおりだ。



『GZHA 4200XII』


4ch(4/3/2ch)パワーアンプ(税別価格:6万2000円)


定格出力:140W×4(4Ω)


『GZHA 2400XII』


2ch(2/1ch)パワーアンプ(税別価格:7万4000円)


定格出力:270W×2(4Ω)


『GZHA 1.1850DXII』


1chパワーアンプ(税別価格:9万4000円)


定格出力:700W×1(4Ω)


『GZHA』シリーズ

『GZHA』シリーズ


構成は非常にシンプルだ。モノch、2ch、4ch、以上の3タイプである。面白いのは、ch数が少ないモデルほど価格が上であること。高出力が追求されたモノchモデルが高くなることはよくあるが、2chモデルと4chモデルでは、多くの場合、4chモデルのほうが価格は上だ。2chモデルと4chモデルで1chあたりの出力が同じであれば、単純に4chモデルの価格が倍になることも少なくない。またはそこまで差が出ないように、4chモデルの出力が下げられたりもするが、それでも4chモデルが高くなるのが普通だ。しかし、当シリーズでは2chモデルのほうがむしろ高いのだ。

ちなみに言うと、グラウンドゼロでは、4chモデルと2chモデルで、価格が同じである場合が多い。1chあたりの値段で言えば、2chモデルは4chモデルの倍。つまりグラウンドゼロのパワーアンプは、同シリーズ内において、“音質性能優先の2chモデル”、“リーズナブルかつ扱いやすさ優先の4chモデル”という図式になっているのである。

当『GZHA』シリーズでは、その傾向がより顕著。それが実際の音にどう反映されているか気になるところだ。

次に、外観についてだが、カラーこそ違えど基本的なフォルムはトップグレードの『GZPA Reference』シリーズと同路線。これはうれしいポイントだ。質実剛健なシンプルデザインで、ほどよく高級感もあり、見た目から受ける印象は良い。

また、3機種でサイズが同じであることも注目点。出力違いのモデルをチョイスしてもサイズが同じなので、インストール時の見た目のバランスを取りやすい。カスタム派には特に歓迎されそうだ。


『GZNA』シリーズ

『GZNA』シリーズ


さて、もう1つの『GZNA』シリーズの概要もお伝えしておく。

ところで実はこの『GZNA』シリーズは、取材日の数日前に第一便が届いたばかりのニューモデル。というわけで、当記事の掲載時点(2015年3月5日現在)ではまだ、ディストリビューターからの詳細なニュースリリースは未発表だ。

で、この『GZNA』シリーズ。これはずばり、従来のセカンドグレード、『GZUA』シリーズに替わってラインナップに加えられる新シリーズである。

今回試聴できたのは、4chモデルの『GZNA 4330XII』。価格は『GZUA』シリーズの各モデルと同様の12万円(税別)だ。

詳しいスペックと特長紹介は、インプレッション掲載時にお届けしていく。

以上が新登場となる2シリーズの概要だ。売れ筋価格帯に初投入される新シリーズ2ライン。いきなりの話題モデルの登場である。

来週からはいよいよインプレッション・リポートをお届けする。楽しみにお待ちいただきたい。

《太田祥三》
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