DIATONE 『DS-G500』実力・魅力を大検証! プロ・ショップに訊く #7: ヴァイブス(石川県) | Push on! Mycar-life

DIATONE 『DS-G500』実力・魅力を大検証! プロ・ショップに訊く #7: ヴァイブス(石川県)

ダイヤトーンの新しいミドルグレードスピーカー、『DS-G500』について掘り下げようとしている当企画。毎回、お一人のインストーラーにご登場いただき、プロの視点で製品について語っていただき、そこから『DS-G500』の実力・魅力をあぶり出している。7回目となる今回は、石川県の人気ショップ・VIBESの新谷さんにお話をお聞きした。さて、新谷さんの評価や、いかに。

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DIATONE 『DS-G500』実力・魅力を大検証! プロ・ショップに訊く


ダイヤトーンの新しいミドルグレードスピーカー、『DS-G500』について掘り下げようとしている当企画。毎回、お一人のインストーラーにご登場いただき、プロの視点で製品について語っていただき、そこから『DS-G500』の実力・魅力をあぶり出している。7回目となる今回は、石川県の人気ショップ・VIBESの新谷さんにお話をお聞きした。さて、新谷さんの評価や、いかに。

最初に、従来機『DS-G50』についてお聞きした。

「まず、ツイーターとミッドウーファーの繋がりの良さが抜群で、かつ低域の質の良さも光っていましたね。優等生タイプの、真面目なスピーカーだと感じていました」

さらに、兄弟機『DS-G20』についてもお聞きしてみた。

「デモボードにも入れているのですが、ファーストインプレッションで惹き付けるスピーカーです。これより値段の高いスピーカーと比べて、それでも敢えてこちらを選ばれるお客様も少なくありません。華があるんですよね。コストパフォーマンスが高いスピーカーだと思います」

さて、これらに対して、『DS-G500』はどのようなタイプのスピーカーなのだろうか。まずは、第一印象からお聞きした。

「指名買いのお客様のおクルマに取り付けて、そこで聴いたのだ最初です。システムは、ヘッドユニットがダイヤトーンサウンドナビ『NR-MZ90PREMI』、パワーアンプがカロッツェリア『PRS-D700』を3台、そしてサブウーファーにダイヤトーン『SW-G50』という組み合わせでした。

『DS-G50』と比べて、さらに良くなっていると感じましたね。華が加わりました。訴求力が上がった印象です。もともと良かった低域の質はキープされていて、その上で、全体的な解像度が上がっているんです。高域の伸びもいいですね。

名実ともに、ハイエンドスピーカーの範囲に入っていると思いました。エージングが進めばさらにこなれてきそうな雰囲気も感じましたね。高級なスピーカーほど、そう感じさせてくれるものですが、『DS-G500』は、まさに、でした」


DS-G500

DS-G500


次には、『DS-G500』の攻略法をお聞きした。

「『DS-G20』を付けている方なら、まずはツイーターから交換して、その後でミッドウーファーというように、段階を踏まれるといいと思います。段階ごとの変化を味わうのも面白いと思うんですよね。

純正スピーカーから、一気に『DS-G500』に交換するのも良いと思います。エントリースピーカーを経由しないで、ここから始めるのもアリです。その場合、最初はできるだけ工賃を抑えられるような取り付け方を選択するのがいいのではないでしょうか。スピーカー本体代に予算を回す、という作戦です。

『DS-G500』なら、ミッドウーファーをインナーで、ツイーターも純正位置に埋め込んで取り付けられる車種も多いんです。そして『DS-G500』は、ライトに取り付けてもある程度の性能を発揮してくれるんですよ。ここはストロングポイントですね。

で、その後余裕ができた時に、ダイレクターの装着、デッドニングの強化という具合に、ちょっとずつ手をかけていけばいいと思うんです。その都度、音の変化が楽しめますし。最終的には、このスピーカーのままで、ハイエンドシステムにまで発展させることも可能です。長く楽しめるスピーカーですよね」


DS-G500

DS-G500


最後にまとめていただいた。

「音楽のジャンルも選びませんから、どなたにもおすすめできます。取り付け性も高いので、車種も選びません。その意味では、敷居の低いスピーカーだと思います。ハイエンド製品でありながら、身近な存在なんですね。良くできた製品だと思います」

いかがだったろうか。まずはライトな取り付けで『DS-G500』を導入する、という作戦は大いに参考にしてほしい。手軽に導入可能なハイエンドスピーカーをお探しならば、『DS-G500』は要チェックだ。

《太田祥三》
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