DIATONE 『DS-G500』実力・魅力を大検証! プロ・ショップに訊く #1: M.E.I.(広島県) | Push on! Mycar-life

DIATONE 『DS-G500』実力・魅力を大検証! プロ・ショップに訊く #1: M.E.I.(広島県)

デリバリー開始から早3か月が経過した、ダイヤトーンの新ミドルグレードスピーカー『DS-G500』。鳴り物入りで登場したこのニューカマーが、果たして本当の実力機だったのか否かを、改めて検証していこうと思う。すでに相当数を取り付けしている全国の有名プロショップに取材し、それを実行する。トップバッターとしてご登場いただくのは、広島県の人気ショップ、M.E.I.の山本さん。山本さんの『DS-G500』評や、いかに…。

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DIATONE 『DS-G500』実力・魅力を大検証! プロ・ショップに訊く


デリバリー開始から早3か月が経過した、ダイヤトーンの新ミドルグレードスピーカー『DS-G500』。鳴り物入りで登場したこのニューカマーが、果たして本当の実力機だったのか否かを、改めて検証していこうと思う。すでに相当数を取り付けしている全国の有名プロショップに取材し、それを実行する。トップバッターとしてご登場いただくのは、広島県の人気ショップ、M.E.I.の山本さん。山本さんの『DS-G500』評や、いかに…。

『DS-G500』は『DS-G50』の後継機であるのだが、そもそも山本さんは『DS-G50』をどう評価していたのか、そこのところからお訊きした。

「良いスピーカーでしたよね。まるでフルレンジスピーカーのような鳴り方なんです。ツイーターとミッドウーファーのつながりが抜群で、セパレート2ウェイという感じがしないんですね。音色的には、無色透明。音源をそのまま再生できるスピーカーです。高性能だからこそ、そのままの音を出せるわけです。

ただその音色傾向ゆえに、デモボードで鳴らした時、パンチに欠けてしまうんですよね。正確に再現できるのだけれど、華がないという印象になりがちでした。解像度では『DS-G50』のほうが上なのに、華のあるスピーカーに選び負けする、なんてこともありましたね。

皮肉なことに、エントリーグレードである『DS-G20』の登場以降、余計に『DS-G50』の存在が地味に感じられるようになってしまいましたね。良いスピーカーであることは間違いないのに…。『DS-G20』はパワー感が抜群で音にインパクトがあるんです。『DS-G20』と『DS-G50』を聴き比べた時、価格も考慮すると『DS-G20』の良さばかりが目立つという…」

さて、それに対して『DS-G500』はどうなのか。

「『DS-G500』は、『DS-G50』と『DS-G20』の良いところを併せ持っています。『DS-G20』のパワー感と『DS-G50』の繊細さとを。なのでデモボードで鳴らした時のインパクトが強い。ドライブ能力があり、かつ情報量が多く、きめ細かく音楽を再現します。そして、とにかく音が正確なんです。日本のメーカーの製品らしく、きっちり、かっちり音楽を再現してくれますね。バランスも整っていますし、仕上がりがとても良いですね」



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どのようなユーザーにおすすめしたいのかも訊いてみた。

「音楽のジャンルは選びませんから、どのような人にもおすすめできますね。『DS-G50』もそうでしたが、取り回しの良さも特長です。スピーカーの性能を引き出しやすいんですよ。つまり、車種も選びません。

ちなみに、『DIATONE SOUND.NAVI』との相性は文句なしです。それぞれの良さが生きますね。最高にマッチしますよ。

『DS-G500』は、やればやっただけ応えてくれるスピーカーです。デッドニングを煮詰めたり、アンプを加えたり、換えたり、何かをするごとに即、反応してくれるはずです。ステップアップしながら音の変化を楽しんでいこうと思われる方は、『DS-G500』を選べば先々まで長く楽しめると思います」


DS-G500搭載デモカー(M.E.I. / 広島県)DS-G500搭載デモカー(M.E.I. / 広島県)


最後にまとめていただいた。

「定番製品として、長く支持されていく製品でしょうね。どのような音楽に対しても、どのような好みに対しても、平均点以上の結果を出してくれます。誰からも信頼される優等生タイプのスピーカーですね」

『DS-G500』。『DS-G50』の良さを受け継ぎながら、大きな進化を遂げていることは事実のようだ。ミドルグレードのスピーカー選びをする際には、当機のチェックをお忘れなく。

《太田祥三》
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