
第2回のインストレーションは、いかがでしたか。フロント周りを考察するとドア部の制振処理、インナーボードの製作、アウターの仕上がり、Aピラーの製作など、どれも職人のワザを知ることができますね。2chステレオの再生はもちろん、6.1chのシアターもフロントスピーカーの役割は重要であり、手を抜くことはできません。取り付けを開始して、次々と行程を見てゆくと、確実にユニットを固定することが先ずは、いい音を出すことと理解できますが、それだけではなく、インストーラーのノウハウがそこに見え隠れしています。特にミッドバスユニットの後部の音ぬけはどうか、びびりや共振はないか、製作時に何度も実装して、カタチを作っていきます。様々な部材とともに、ユニットのポテンショナルが、発揮されるということです。今週は、主にパワーアンプとサブウーファーの製作行程をご覧下さい。

カーオーディオクラブ店内風景
カーシアターは、ホームシアターと違って、スペースに制限があるので、各スピーカーの取り付け場所はもちろん、ヘッドユニット、パワーアンプ等の取り付け場所も限られてきますね。安全かつ機能的な取り付けを行うことが大前提で、次にインテリアに相応しい仕上がりとすることが、専門ショップの腕の見せ所ではないでしょうか。再生面では、ドライバーを中心としたプログラムを実行します。ドライバーポジション(リスナー視聴位置)は、右もしくは左ですので、プロセッサー機能を駆使して、タイムアライメント(位相)や、イコライザー等の調整は欠かせません。専用のツール(測定器)を使ったり、シアター専用のテストDVDで視聴チェックも行います。2chオーディオも奥が深いですが、さらにシアターは奥が深い!それだけ楽しみも倍増と言えるでしょう。
2007-10-18 [TEXT:永松巌 / PHOTO:カーオーディオクラブ]
*記事中の価格表示は特記がない場合、税込標準小売価格です。
