

ところで、こちらの専門店はカーオーディオ部門と並び、セキュリティ部門にも力を注いでいます。クルマが不可欠な土地柄もあってか、車両盗難事故も深刻なのだと言います。残念なことに千葉県はその率で全国でワースト3に入るほど。こちらが扱っているのは、クリフォードを代表とするDEI社(米)製品を扱っています。予算にもよるそうですが、ビギナーの場合は「Viper(バイパー)」をお薦めすることが多いとのこと。ちなみに、こちらで取付けを行なった車両の盗難率は0%。カーセキュリティ製品に頼らなければならない時代というのは考えてみれば悲しいことかもしれません。しかし、盗まれてからでは「遅すぎる」こともまた事実。相談できる専門店の存在は、愛車を守る上でも不可欠な存在と言えそうです。

とインストール時のこだわりを語ってくれた小溝さん。
では、そんな小溝さんが手がけたデモカーへ。車種はVolkswagen R32。システムはすべてパイオニア カロッツェリアのトップエンドモデルXを搭載、スピーカーはフロント3ウェイで構成されています。

驚くべきことに、完璧に運転席のシートに音が定位しています。テスト信号を聞いた後、ジャズのビッグバンド、管楽器、オーケストラ、ヴォーカルといろんなCDを聴いてみたのですが、どの音もピタリと両耳に届いてくるのを実感しました。しかも、ずっと聴いていても雑音がなくスッキリしています。ついついボリュームを上げたくなってしまうような音です。ふと、目をやるとスピーカーの位置にビックリ! インパネ上から丁度「ハの字」型にスピーカーユニットが並んでいるではありませんか。これが純正位置だからだそうですが、それにしても、このハの字型に並んだ6つのスピーカーから出る音をここまで揃えられるなんて、とても信じられません。
気になるのは、ここまで仕上げてもらうには、一体どれくらいの納期を考えていればいいのか、という点ですよね? こちら「ログ・オン」では、Aピラーに○日、配線に○日etc.トータルで○日というふうに明確に提案してくれると言います。加えて代車も2台あり。いずれも要予約なものの、クルマがマストアイテムだけに、こういった依頼主の事情も考慮したきめ細かなサービスも万全に整っているのです。
最後に今後の目標を伺いました。
「特に若い世代に『カーオーディオ』というこんなにも楽しい世界があるんだということをもっと広く知ってもらいたいですね。遊び方の提案というとカッコつけすぎかもしれませんが、業界を盛り上げていくためには、まずは『知ってもらう』ことが重要。そのためにあるのが『専門店』だと思っています」

専門店の存在意義を日々追求するその真摯な姿勢を、小溝さんとのお話の中で随所に感じることができた一日となりました。
人と人とを繋ぐ「ログ・オン」。漠然とした“イイ音”のイメージがアナタの愛車にインストールされる日も近いゾ!
Ciao!
「セキュリティはもちろん大切だと思います。しかしそれと同時に『車両を損傷するような危険なインストール』は絶対にしません。たとえお客様からご要望があった場合にも、この点だけは譲れません。ご納得いただけるまで説明に時間をかけます。イイ音のためやクルマを守るためとはいえ、お客様の安全を店側が犯すなんて絶対に許されることではないからです。また、純正のイメージを損なわないようにと依頼された際にも外からは見えない部分、例えばドアの内壁の施工も、何かの機会に同業以外の方がそれを見た時に『丁寧にやっているな』『これはどこの店がやったんだろう』と思うぐらい、誰に見られても恥ずかしくないよう徹底して取付・施工するようにしているんですよ」