
今回は、仲間と一緒に北軽井沢のおすすめキャンプ場、「Sweet Grass」を目指す旅のご提案。
関越自動車道から上信越自動車道へ抜ければ、碓氷軽井沢インターまではあっという間。高まる期待感にピッタリなのは、新作『残響』であっと驚く変化を遂げたシガー・ロスだ。「Gobbledigook」のこれまでになかった明るさは、信州の幻想的な雰囲気にも溶け込むぞ。そこからポール・サイモン「Cars Are Cars」へという流れは意外かもしれないけれど、リズム的に近いのですんなり聴けるよ。
で、バーズ&ザ・ビーでおなじみイナラ・ジョージの「Genius」が聞こえてきたら、「この人、リトル・フィートのロウェル・ジョージの娘なんだよ」「うっそー!」みたいな調子で盛り上がれることうけあい。リトル・フィートを知っている人であれば、の話ですけどね。
いずれにしてもこの時点で盛り上がっていると思われるので、ライ・クーダー「Get Rhythm」〜ビートルズ「Rock And Roll Music」〜エアロスミス「Walk This Way」〜ビースティー・ボーイズ「Fight For Your Right」と、あまりにもベタな赤面系の流れをあえてつくってしまおう。なんたって、楽しむことが大切なんだから。
中軽井沢駅前を右に曲がって鬼押出し方面に走れば、目指す「Sweet Grass」はもうすぐだ。気持ちを落ち着けたいので、ここで御大アル・グリーンの新作『レイ・イット・ダウン〜愛の詩』から「Stay With Me(By The Sea)」をチョイス。海がモチーフの曲を山で聴くというのも、なんだかヒネた感じでよろしいでしょ(そうか?)。
無事に到着してサイトに車を横づけしたら、周囲への気づかいも大切。ってことでペンギン・カフェ・オーケストラの名曲「Sound of Someone You Love Who's Going Away and It Doesn't Matter」を。で、クライマックスはマリンバ奏者のSINSKEによるキャンプファイアの定番曲「翼をください」ですよ。これで一気に、夏の思い出が完成ですよ。

推定300人以上へのインタビュー経験を持ち、“人”に焦点を当てた取材を信条とするフリーライター/コピーライター。キャパシティは音楽からアパレルまで広範。
2008-07-03 Mycar-life *新「Music*car=life」は毎月更新予定です。