carrozzeria最新機種速報!

#1: 新旧比較試聴!

今回試聴したcarrozzeria製品

DEH-P930
CD/チューナー・WMA/MP3/AAC/WAV対応・DSPメインユニット 78,750円
PRS-D8400
150W×4chブリッジャブルパワーアンプ 63,000円
PRS-D8200
300W×2chブリッジャブルパワーアンプ 52,500円
PRS-D8100
800W×1chモノラルパワーアンプ 47,250円

試聴風景

2006年に発表されたDEH-P910はDSP内蔵一体型ヘッドユニットのトップエンドに位置し、またハイエンドクラスのエントリーモデルとして高い評価と人気を得ていた。今回、その後継機たるDEH-P930が発表された。現時点で詳細は未発表ではあるが幸運にも聴く機会に恵まれた。フロントパネルのデザインに大きな変更はないが本機はODR思想を貫くカロッツェリアXシリーズの高級アンプで得られたノウハウを応用し内容的には大幅な見直しが図られているように見受けられる。またコスメティックスも従来機より確実に高級感を高めておりサウンド面でも大きな期待を抱かせる仕上がりを見せている。

試聴風景

本機が聴かせたサウンドは、その大きな期待を裏切ることはなく総合的にクォリティを高めているという第一印象を受ける。ヴァージョンアップモデルの多くの成功例と同様、聴感上のfレンジが確実に広がり、また全帯域に渡ってSN比の高まりも感じられるのだ。それと同時に超低音域から超高域まで全帯域で高い解像度も確保されているように思えた。それによって音の鮮度が高まりヴォーカルや各楽器の表情が瑞々しさを増し、活き活きと再現される。また空間の透明度の高さ、音像定位の確かさなどでも着実に前進していると思わせられた。高音質クラシック系ソフトを聴くとコントラバスは深みのある響きが得られ、それでいて輪郭を曖昧にせず、さらに弦楽器群のハーモニーの陰影感、色彩感も正確に再現する。「ジュビレーション」ではウッドベースのピチカート音やキックドラムのアタック音に反応の良さがあり内蔵アンプとは思えない制動力を発揮する。そして2本のトロンボーンは適度な張りがあり低音部の咆哮も従来機より生々しさが増している。

試聴風景

本機の発表と同時に同社初のデジタル方式アンプPRS-Dシリーズの3モデルも一斉にモディファイされも型番が8000番台に変更された。デザイン処理は前作と共通するイメージだが、やはり確実に高級感を高めている。パワーは前作と変わることはなくインストール性を高めると同時にシャーシ剛性をアップし制振性も向上させているようだ。今回、聴く機会を得たのは4chパワーアンプのPRS-D8400であったが本機もまた正常進化しているという印象だ。サウンドはデジタルアンプらしくSNの良さが感じられ、また歪み感のないピュアで鮮度の高い響きを得ていた。低音域のエネルギー感も薄くならず安定感があり低音のビートも躍動的に再現するのがパワー重視のD級アンプと異なる部分だ。そしてマーカス・ミラーのマッシブな低音のアタック音も立ち上がりがスムーズで制動も効いている。「悲愴」では高音質デジタル録音ならではの鮮烈な響きをリアルに引き出し、トゥッティも安定感があり音場には混濁感がなく広がりが感じられた。

DEH-P930は内蔵アンプでも十分に満足のできるサウンドを聴かせてくれるが、よりグレードを高めようという時に新しいPRS-Dシリーズを追加すればトータル価格から想像する以上にクォリティの高いサウンドを手にすることができるはずだ。

東京オートサロン2008開幕!

今回発表されたcarrozzeria新製品は1月11日(金)〜1月13日(日)に千葉県幕張メッセにて行われる『東京オートサロン2008』のcarrozzeriaブースにて展示されますので興味のあるユーザーは会場へGO!

東京オートサロン公式サイト:http://www.e-autosalon.net/tokyo/

2008-01-10 [TEXT:小林貢/ PHOTO:木村博道]

*記事中の価格表示は特記がない場合、税込標準小売価格です。