carrozzeria最新機種『楽ナビ』を使ってカーライフをとことん楽しむ!

#5: 音質強化編

前回までで第一次のインストールは完了した。内蔵アンプでフロント2ウェイを鳴らすという最もベーシックなシステムだ。その音もひととおり確認したので、今週は第二段階に進みたい。外部アンプとサブウーファーの追加である。

フロント・スピーカーにはTS-Z131PRSを使用している。ワイドレンジで指向特性の広いこのスピーカーに対して、手頃な価格でちょうどいいサブウーファーは何かあるだろうか。普通はアンプ内蔵のチューナップ・タイプを選ぶことが多い。しかしそれではもうひとつ芸がない。ひとひねりしたいところだ。そこで考えたのが、同じカロッツェリアのユニット・サブウーファーTS-W2510である。

TS-W2510

このサブウーファーはあまり目にすることがないけれど、大変お買い得なシリーズだ。構造はユニークで、振動板を上下2段に使っている。正面から見えるのがカーボン素材とグラスファイバーを合成したPPコーン。これにもう1枚、裏側から見るとわかるがグラスファイバー・コンポジットPPコーンが装着されている。普通はダンパーのある位置だ。この2枚のコーンで間を密閉状にし、エアサスペンションを形成している。密閉された空気がダンパーの役割を果たし、薄型でも十分な弾性を維持することができる。さらに裏側のコーンは口径が小さく、このためエンクロージャーの容積も抑えることが可能だ。これを大型マグネットと4層ボイスコイルで強力に駆動する。アイデアに溢れた設計である。

トランクスルーからサブウーファーが見える造りに

ここでは18.5リットルのエンクロージャーを用意し、トランクに取り付けトランクスルーからサブウーファーが見える造りにした。25cmウーファーで18.5リットルはかなり小さめだが、これで推奨容量を満たしている。

PRS-D7400

アンプはPRS-D7400とした。カロッツェリアとしては初のフルレンジ・デジタルアンプ。音質はすでにあちこちで高い評価を得ている。この価格帯の定番といっていいほどの位置付けを得たベストセラーである。

アンプが4チャンネルなので、フロント2ウェイはネットワークで分割して左右1チャンネルずつ使用。サブウーファーには2チャンネル分をブリッジで充当している。

PRS-D7400をトランクルームに設置

さてこのシステムアップで、音はどうなっただろうか。

聴いてみてまず驚いたのは、音の線が太くしっかりとしてきたことだ。特に高域の出方が明確で輪郭がくっきりとしている。また音に芯がある。前はややおとなしい感触だったのが、ここではトゥイーターが鳴りすぎるほどよく鳴っている。

中・低域の出方もやはり一本芯の通った印象がある。もともと鳴り方は豊かな感じだったが、ディテールがいっそう明快になり、低音が楽に沈んでいる。にじみのないのは本来の性格だが、それだけにサブウーファーを加えても全く濁った感触がない。

そのサブウーファーもエンクロージャーに入れたことで腰が強い。意外にスペースを取らないボックスだが、それでこれだけしっかりした低音が得られるなら効果は非常に高いというべきだろう。

内蔵アンプでも十分に楽しめる音だが、外部アンプを加えることで音は目覚しく変わる。強力な駆動力が生かされた結果である。

2007-11-29 [TEXT:Mycar-life編集部/ PHOTO:Mycar-life編集部]

*記事中の価格表示は特記がない場合、税込標準小売価格です。