
カーオーディオを始めようと思ったときに、どんなユニットを選ぶ? 値段であったりブランドであったり選び方は色々。Mycar-lifeでは価格帯別に分けてユニットを選ぶ際のポイントを紹介していく。これを読んでユニット選びの参考にしよう!

ダッシュボードに入っていてCDをかけたりFMを聴いたりする装置、それをヘッドユニットと呼んでいる。ソースからアンプ、スピーカーと続くシステムの中で一番先頭に来るからヘッドというわけだ。
ところが一口にヘッドユニットといっても、種類はたくさんある。普通はCDプレーヤーのことを指すといってもいいが、実はほかにもいろいろなタイプが存在するのだ。
CDのほかにほとんど必ず入っているのがチューナー。FM/AM内蔵で、この場合はCDチューナーと呼ぶことも多い。またMDやカセットデッキが付随することもある。いまとなってはあまり用がなさそうにも見えるが、あれば意外に便利なものである。
DVDは絵が出るから、モニターと一緒になっている場合もある。DVDプレーヤーはCDもかかるので、DVD/CD/チューナーなどと呼ぶようだ。
これらはソースだが、このほかに普通はアンプが内蔵されている。CDプレーヤーといわずにヘッドユニットと称するのはこのためらしい。もっともほかにもセンターユニットやメインユニットといった呼び方をするメーカーもある。いずれもアンプ内蔵というところがポイントである。
つまりヘッドユニットにはCDやチューナーなどのソース再生部とアンプ部があるということだ。オーディオ一般にはCDレシーバー(レシーバーはチューナー付きアンプのこと)と呼ぶ。ただ普通ヘッドユニットというときには、アンプのないものも含めてソース機器全般を指すことも多い。ややこしいがその点を混同しないようにしてもらいたい。
アンプ内蔵ならば、あとはスピーカーをつなぐだけでシステムができあがる。純正スピーカーをそのまま使いたいときには、このタイプが便利だ。特にこれからカーオーディオを始めようという入門者の場合、とりあえずヘッドユニットを換えることから始めるのが手軽でわかりやすい。内蔵アンプはほとんどの場合4チャンネルだから、フロント2ウェイの純正スピーカーならそのまま接続することができる。
これに付随して、クロスオーバーやイコライザーなどプロセッサー機能も搭載されている。専門的な単体モデルに比べれば簡便ではあるが、一応帯域の分割やイコライジングができるのでやはり入門には便利といえる。あるいは本格的なDSPが搭載されている機種もあり、付属マイクで車内音響を測定してイコライザーを自動設定することも可能だ。
アンプ内蔵のヘッドユニットではなく、CDプレーヤーの単体モデルも存在する。それにMDやカセットデッキが搭載されることもある。いずれにしてもアンプは別に必要だ。これは入門用というより、もう少しグレードの高い使い方になる。
ヘッドユニットでひとつ注意しておきたいのが接続関係だ。入出力のことである。
まずライン出力(プリアウト)端子があるかないか。
アンプ内蔵のヘッドユニットはそのままでもスピーカーを鳴らすことができるが、グレードアップして別のアンプを使いたいというときにはプリアウト端子が必要になる。またデジタル出力の有無も確認事項である。デジタル出力には光端子と同軸端子があるが、いずれにしてもデジタル・プロセッサーにじかに入力するにはこれが必要だ。将来のグレードアップを考えているなら、これらを確かめておくといい。
入力端子はライン入力のほか、iPod専用端子、USB端子などがある。外部ソースを接続してより広範囲に楽しみたいときに便利だ。対応力のある製品を選べば、システムの充実度も上がることになる。 (井上千岳)