

芸術の秋、音楽の秋、毎年恒例のBEWITHサウンドコンテストが、去る10月18日、19日の両日、大阪南港ハイアットリージェンシーオオサカで開催された。西日本ブロックに参加したクルマ総台数は25台。例年と同じく、プロショップのインストーラーが手掛けた入魂のサウンドカー達が熱い戦いを繰り広げた。ミラーメディアのMM-1を始め、アキュレートのパワーアンプA-110S、定番のコンフィデンスのスピーカー等、ビーウィズ製品のポテンシャルを十分に発揮された質の高いサウンドを聴くことができた。優勝は当サイト登録ショップのラルースデルノーテ! その他登録ショップの活躍を中心にデモカーを紹介していく。


(写真左)西日本大会表彰式(写真右)優勝ショップは福井県・La Luz del Norte! あいさつをする代表の米田さん。
見事3連覇の偉業を成し遂げた福井県のラ・ルース デルノーテは、昨年、一昨年の優勝車メルセデスCワゴンに変わってゴルフワゴンを持ち込んだ。搭載されているコンポーネントは、ミラーメディアMM-1とアルパインのINA-HD55EU+TXA-H900を核にアキュレートA-110Sを5台搭載。2+1構成でコンフィデンスC-50、C-130、C-180の定番システムと言えよう。記録されたメディアの音源を曖昧にすることなく、フロント、ウインドー前方にリアルな音場を構築。最低域の空気感やリニアに伸びた高域の余韻も余すことなく再現されている。オーディオ機器の存在を忘れ、ついつい聴き込んでしまう浸透力がある。
当サイトのショップ情報ページ「サウンドプロジェクト:デモカー紹介」をご参照ください。
トヨタの人気ミニバン「ノア」で参加の滋賀県のボーン・トゥ・ランは、クルマのユーティリティや内観の質感を損なうことなくビーウィズ製品のポテンシャルを見事に集約。フロントステージにコンフィデンスのC-50とC-130選び、サブウーファーはC-180。ソースユニット構成は、ミラーメディアMM-1とカロッツェリアRS-D7Xlll+RS-P90Xのコンビを搭載。Aピラーに備え付けられたC-50のトゥイーターの性能が十分に発揮され、ワイドレンジでバランスのとれたピュアなサウンドをダッシュボード前方に再現している。
石川県小松市のサウンドプロジェクトは、2台のデモカーを持ち込んだ。取材車メルセデスCワゴンは、コンフィデンスC-50、C-130、C-180の前方定位2+1をアキュレートA-110Sパワーアンプ5台でマルチドライブ。ソースユニットは、ミラーメディアMM-1とカロッツェリアX(RS-D7Xlll+RS-P90X)の組み合わせとなる。ノラ・ジョーンズの試聴では、ヴォーカルの定位の良さに付け加え、少しタイトで元気の良い歌声が聴き心地よい。低域の広がり感や厚みとスピード感をスポイルすることなく解像力がある。また、もう1台のBMW(E61)ツーリングは、見事3位に入賞を果たした。
地元、大阪高槻市から参加のカーオーディオクラブは、ビッグサイズのミニバン「アルファード」にリッチなコンポーネントを選出。コンフィデンスC-50、C-130、C-180の構成をアキュレートA-110Sパワーアンプ5台で駆動。女性ヴォーカルの試聴では、歌声のハリや発音の余韻を細やかに描き、また中低域の解像度も良好で、Eベースの音階の立ち上がりを明瞭に再生。アキュレートA110Sを採用したことで各スピーカーをしっかりとドライブされており誇張感のない聴きやすいサウンドセッティングも好ましい。
広島県福山市の新進気鋭の専門店アミューズの新しいデモカーがこのメルセデスBクラスだ。ミラーメディアMM-1をメインソースにアルパインのプロセッサーPXI-H900経由後、5枚のアキュレートA-110Sパワーアンプで、コンフィデンスのC-50、C130、C180をしっかりとドライブ。全体的に落ち着いたサウンド傾向で、ソースの持ち味をナチュラルに奏でる。またウインドーに広がるステージングも良好でヴォーカルの質感も繊細で豊かで聴きやすい。
愛知県、豊田市の老舗ショップ、サウンドエキスプレス"マツデン"は、スポーツコンパクトのインテグラで参加となった。ソースユニットは、ミラーメディアMM-1とカロッツェリアX(RS-D7Xlll+RS-P90X)を採用。パワーアンプにモガミ722tiiを2台搭載し、フロントスピーカーのコンフィデンスC-50とC-130をドライブ。サブウーファーのC-180は、リファレンスR-208Sを使用となる。トゥイーターとミッドバスレンジの繋がり、音場補正を的確に追い込まれ、ヴォーカルの生々しさを主張。総じてナチュラルで安心して聴けるサウンドであった。
大分県から参加のカーオーディオ専門店グルーヴは、音楽性豊かなサウンドを目指し、繊細で心に響くサウンドを聴かせてくれた。主なコンポーネントは、カロッツェリアX(RS-D7Xlll+RS-P90X)を核にリファレンスR-406とR-208のパワーアンプを選出。フロントとサブウーファーにコンフィデンスC-50、C-130、C-180の組み合わせだ。トゥイーター、ミッドバスのインストールのチューニングやプロセッシングのセッティングも適切で、ヴォーカルの定位感、楽器の音色をアキュレートに描写。

ことしで第4回となるビーウィズ東日本サウンドコンテストが、24、25の両日、千葉県成田市のANAホテル・ナリタで行われた。あいにくの雨で時折突風の吹く悪天候の中18台が参加し、プロショップ・ヴォーグが見事優勝。また東京車楽も3位となるなど、当サイト登録ショップの活躍が目を引いた。そのデモカーを紹介しよう。

東日本優勝ショップは千葉県・Proshop Vogue! あいさつをする代表の渡邊さん。
プロショップ・ヴォーグはBMW E90/320Iで参加。コンフィデンスC-50/C130のフロント2ウェイにサブウーファーC-180を1基装備し、5台のA-110Sで駆動する構成だ。ヘッドユニットはハイエンドの定番ともいえるカロッツェリアXである。9月のパイオニアサウンドコンテスト以来さらにチューニングを重ねたということで、ナチュラルな音色とワイドで均一なレスポンスが際立っている。とりわけ深く伸びて無色透明の低域は比類がないほどで、カーオーディオの音に一時代を画すといっても過言ではないほど再現力が印象的だった。さらにヴォーグはコンテストに参加したショップが選ぶ“技能賞”も獲得し二冠に輝いた。
車楽はメルセデスC43での参加。トランクのスペースを全て確保するためあえてサブウーファーは使わず、C-50/C130によるフロント2ウェイのみとしている。アンプはやはりA-110S。もちろんネットワークではなく、カロッツェリアXによるデジタル・プロセッシングで信号処理を行う。
この車もパイオニアサウンドコンテストの参加車両だが、そのときから大幅にチューンアップを施し音調もぐっと変わった。低域を思い切って伸ばしサブウーファーの帯域までカバーする一方、高域を軽快にまとめたチューニングで繊細感を感じさせる音作りだ。ミッド/バスのこもりを抑えて透明感を実現した辺りに、苦心の跡が窺われる。
昨年東日本地区で優勝したサウンドワークスは、意表を突いてホンダのS2000を採用。オープンのスポーツカーという難しい条件をクリアすることで、相変わらずの実力をアピールしている。オープン時とクローズ時での音の違いなども含め、困難を克服してよりよいサウンドを提供するために綿密なチューニングが行われた模様だ。C-50/C130のフロント2ウェイに、サブウーファーはトンラクへ収納。アンプはR205S3台で駆動している。
車室が狭く、しかもサブウーファーが直接中へ向いていないという不利な条件は、軽自動車以上に難しかったのではないかと想像される。しかしそれにもかかわらずクリアで混濁のない音調を確保した力量には感心せざるを得ない。ことにMM-1での再生ではこもりも感じられず、輪郭が明瞭でナチュラルな質感が印象に残った。惜しくも3賞は逃したものの、ごく僅差だったのではと想像されるほどの出来栄えであることを強調しておきたい。