◆スピーカーを駆動するための磁石のことをこう呼びます。ネオジウムやアルニコ、フェライトなど、磁力の強いものが使用されます。以前はアルニコが強力磁石の代名詞でしたが、原料になるコバルトの価格が極めて高くなってしまったので、あまり使われなくなりました。代わってはるかに磁力の強いネオジウムが開発され、現在高級モデルには必ずといっていいほどネオジウム・マグネットが搭載されています。
◆ステレオは2チャンネルです。左と右で違う信号を流すと音が立体的に聴こえるという原理を活用したものです。この左と右のそれぞれをチャンネルといいます。系統といっていいでしょう。このチャンネルをさらに増やして、センターや後方にも設けたのがマルチチャンネルです。例えばコンサート・ホールの後ろからの反射音を収録して前方と同時に流せば、ステレオでは得られなかった周囲全体の響きが再現できます。こいいった3チャンネル以上の再生法をマルチチャンネルと呼びます。映画がそうですし、オーディオでもDVDやSACDなどマルチチャンネルが開発されました。
◆普通のスピーカーは前にだけ音が出ます。もちろん横の法に広がってしますが、後ろには出ないようになっています。これに対して複数のユニットを組み合わせたり、反射板を使うなどの方法で360度全方向に音を出すようにしたスピーカーがあります。これを無指向性スピーカーと呼びます。音が一定方向だけを向いていない、つまり指向性がないという意味です。部屋全体に音が拡散されるため、独特の音場感のある再現ができます。