【スズキ スイフト 新型】もともと軽いボディをさらに120kg軽量化 | Push on! Mycar-life

【スズキ スイフト 新型】もともと軽いボディをさらに120kg軽量化

新型『スイフト』も、驚くべき軽量化を実現した。もともと1トンを切る軽量ボディだったところ、さらに120kg(1.2リットルMT車比)も軽量化してみせた。割合にして12.5%だ。果たしてこの軽量化は、どのように実現したのだろうか。

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スズキ・スイフト新型
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  • グレードごとの重量が掲載された一覧表。売れ筋の1.2リットルFFのCVT車では、XGの870kgから、重いものでもハイブリッドの910kgまで。
  • 新プラットフォーム『HEARTECT』の30kg軽量化だけでなく、多岐にわたる積み重ねで120kg軽量化を実現した。
  • 超高張力鋼板使用範囲
  • 軽量高剛性の新プラットフォーム「HEARTECT」
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ここ最近のスズキ車は、とにかく軽いことが印象的で、特に記憶に新しいのが『アルト』だ。なんと最軽量モデルは610kg。まるで何年も時代が巻き戻ったような数値だが、もちろん現代のクルマとしての安全性はクリアしてのことだ。

そして新型『スイフト』も、驚くべき軽量化を実現した。先代で1トンを切る軽量ボディだったところ、さらに120kg(1.2リットルMT車比)も軽量化した。割合にして12.5%だ。この軽量化は、どのように実現したのだろうか。

シャーシ・プラットフォーム設計部の塚越孝徳係長は「何か大きな技術的ブレークスルーがあったわけではありません。ハイテン材(高張力鋼板)も使いましたが、それだけではなく、全体最適化と工夫の積み重ねです。軽量化は、燃費性能にも走行性能にも寄与します。当社では重要課題として全社で取り組んでいます」とのことだ。

軽量化技術は、まさにスズキのクルマの付加価値となっている。新型スイフトでもその技術が遺憾なく発揮されている。

《佐藤耕一》

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