【ブガッティ シロン】エンジンの熱を効率的に放熱する工夫 | Push on! Mycar-life

【ブガッティ シロン】エンジンの熱を効率的に放熱する工夫

ブガッティ『シロン』のエンジンは8リットルW16気筒クワッドターボ(4ターボ)で1500psを発生。その熱量が大きいことから、冷却を重要視してボディデザインが決定された。

自動車 ニュース
ブガッティ・シロン
  • ブガッティ・シロン
  • ブガッティ・シロン
  • ブガッティ・シロン
  • ブガッティ・シロン
  • ブガッティ・シロン
  • ブガッティ・シロン
  • ブガッティ・シロン
  • ブガッティ・シロン

ブガッティ『シロン』のエンジンは8リットルW16気筒クワッドターボ(4ターボ)で1500psを発生。その熱量が大きいことから、冷却を重要視してボディデザインが決定された。

シロンにはラジエーターが15個装備されほど、冷却は必要要件だ。そこで、ボディサイドに巡らせたCライン後端に大型エアインテークを設置。また、フロントの馬蹄形グリルからも空気を取り込んでいる。「このように、デザインと機能を融合させているのだ」とは、ブガッティ オートモビルズ S.A.S.社 取締役セールス、マーケティングおよびカスタマーサービス担当責任者のステファン・ブルングス氏の弁。

エンジンだけではなく、ブレーキの冷却も、「ヘッドライトの横に穴を開けることで、風を流すようにした」という。ブルングス氏は、「非常に大きい熱量なので、冷やすということをうまくデザインとして取り込まないと、機能しなくなってしまう。その点はとても気を付けたところだ」と述べる。

エンジンを搭載するリア周りでは、リアエンドを上下方向にカットされた。こうすることで、「乱気流を発生させエンジンからの熱を効率的に吸い出す(引っ張り出す)ようにしている」とし、「デザインの背景には、このような工夫による機能が全てにわたって備わっている」と語った。

《内田俊一》

特集

page top