レバノンで設立した、アラブのスーパーカー・メーカー「Wモーターズ」のウルトラスーパーカー『ライカン ハイパースポーツ』。世界限定7台、価格340万ドル(日本円で約3億5千万円)の世界最高峰マシンだ。
驚くのは意外とエコな心臓部だ。ウルトラ・スーパーカーと言えば、「ブガッティ・ヴェイロン」のW型16気筒、「ランボルギーニ・アヴェンタドール」のV型12気筒と大排気量が主流だが、この「ライカン ハイパースポーツ」は3.8リットルと驚くほどコンパクト。
しかし、ポルシェのチューニングでお馴染みの「RUF」が手がけた水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載、そのパフォーマンスは凄い。
最高馬力は760ps、0-100km/h加速2.8秒、最高速度は395km/hを叩き出す、まさにアラブの怪物だ。
エクステリアや室内も別格で、ダッシュボードにはダイヤモンが散りばめられ、ダイヤモンドコーティングされたLEDヘッドライトに、キーには宝石やチタンが使用されている。
初公開から3年、そろそろ次のモンスターが登場する可能性もある。