博報堂グループの有志メンバーは、日本ユニセフ協会と協働し清潔できれいな水を必要とする世界の子どもたちを支援する「TAP PROJECT JAPAN 2016」を開催している。その一環として、スマートフォン上で楽しく募金できるミニゲーム「DIGITAL TAP WATER ADVENTURE」を11月3日までWebサイト上に設置している。
9月1日に開設された「DIGITAL TAP WATER ADVENTURE」は、自分の募金がどのように現地で生かされるのかをイメージするきっかけ作りとして、日本からマダガスカルに水が届くようすを擬似的に体験できるミニゲームだ。スマートフォンやタブレットを傾けることで水滴を操作し、世界各国を巡りながらマダガスカルに水を届ける。最後のシェア画像は、通過途中で入手したランドマークによって変化する。
日本製粉の協力により、ゲーム1プレイにつき100円がユニセフに寄付する仕組み。プレイ自体によるユーザーの負担はない。TAP PROJECTは、ゲームを通して募金によって日本から遠く離れた場所まできれいな水を届けることができるということを感じてもらいたいとしている。
「TAP PROJECT JAPAN 2016」は、世界中の子どもたちが清潔で安全な水を使えるようにユニセフの活動を支援するプロジェクト「TAP PROJECT」の日本展開版。2007年にニューヨークで始まり、日本では2009年に活動を開始。2016年の開催で8年目を迎える。プロジェクトでは、協賛するレストランやカフェで提供される水などの飲料対し、任意で100円もしくはそれ以上の募金をしてもらうという募金活動のほか、イベントやオンライン企画を通じて広く支援を呼びかけている。なお、日本で「TAP PROJECT」に寄せられる募金は、支援の優先度が高いアフリカ南東部の島国マダガスカル共和国の「水と衛生の支援活動」の支援に役立てられる。