愛媛県今治市のタオル美術館では夏休み期間中、工場内部を見学できる「タオル工場に行こう!」を開催する。特産品であるタオルとアートが融合した施設で、迫力あるタオルの製造工程を見ることができる。完全予約制。
タオル美術館ICHIHIROは、今治市の地場タオルと芸術をリンクさせた美術館。館内にはタオルアートなどの常設展や企画展、タオル製造工程見学ブースなどがあり、散策できるヨーロピアンガーデンを備えている。
「タオル工場に行こう!」では、タオル美術館と朝倉工場、国安工場をめぐり、タオルを織るために糸を準備する工程や、全長10メートル・高さ3メートルの大きな乾燥機など迫力のある工場内部を見学。現在の日本のタオル工場では珍しい、ほとんどの工程を一貫で行っているようすを見学できるという。見学後は、子どもには参加記念の刺繍が入ったタオルハンカチをプレゼント。庭の散策や展示されたアートの鑑賞も楽しめる。
ツアーは各回定員20名。小中学生300円、高校生以上500円。完全予約制で、締切りは実施日の3日前まで。小中学生のみでの参加は受け付けていない。7月19日現在、7月27日、8月3日と10日の開催日を除き申込み可能。