総務省は8月3日から5日まで、小学生を対象とした「子ども統計局見学デー」を開催する。イベントでは、プログラミング教室や統計局の見学ツアーなどを実施する。参加希望者は、7月19日午後5時までにメールで申し込む。
夏休みイベント「子ども統計局見学デー」は、「統計」を身近に感じてもらうことを目的に開催している。2015年度には「子どもプログラミング教室」を初めて実施し、参加者からは「プログラミングの楽しさ、大切さがわかった」「実際のデータを使用して考えることから、データの活用方法が学べた」などの感想が寄せられたという。2015年度は、3日間で約60名の児童が参加した。
2016年度もオープンデータ推進の取組みの一環として「子どもプログラミング教室」を開催する。教室では子ども向けのプログラミングキット「Studuino(スタディーノ)」を使い、プログラミングの初歩を学びながら日常に溶け込んでいるデータを可視化していく。
「統計局見学ツアー」では、普段は見ることができない統計局の内部を見学できるほか、「夏休みの自由研究をお手伝い」と題し、データからわかることや統計的なものの見方を学ぶグループ学習を行う。
「子どもプログラミング教室」は小学5年生~6年生が対象。定員は各コース15名。「統計局見学ツアー」および「夏休みの自由研究をお手伝い」は小学3年生~6年生が対象。定員は各コース20名。両コースとも、原則として保護者同伴での参加。参加希望者は希望するコースなど必要事項を記入のうえ、7月19日午後5時までにメールで申し込む。申込み人数が定員を超えた場合は、先着順となる。