【LONDON STROLL】プレミアリーグ、賞金ランキング1位チームはどこ? | Push on! Mycar-life

【LONDON STROLL】プレミアリーグ、賞金ランキング1位チームはどこ?

5月15日でシーズンが終わる予定だったイングランドのプレミアリーグ。マンチェスター・ユナイテッドの本拠地オールドトラフォード・スタジアム内で不審物が発見され試合延期になるハプニングが起こったが、17日にマンチェスター・ユナイテッド対ボーンマスの試合が行われた。

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レスター・シティ 参考画像(2016年5月7日)
  • レスター・シティ 参考画像(2016年5月7日)
  • アーセナル 参考画像(2016年5月8日)
  • マンチェスター・ユナイテッドがリーグ最終戦で勝利(2016年5月17日)
  • トッテナム・ホットスパー 参考画像(2016年4月2日)
  • マンチェスター・シティ 参考画像(2016年4月19日)
  • ノリッジ・シティ 参考画像(2016年5月11日)

5月15日でシーズンが終わる予定だったイングランドのプレミアリーグ。マンチェスター・ユナイテッドの本拠地オールドトラフォード・スタジアム内で不審物が発見され試合延期になるハプニングが起こったが、17日にマンチェスター・ユナイテッド対ボーンマスの試合が行われた。

無事2015-2016シーズンが終了し、英国紙がプレミアリーグ2015-2016シーズンの賞金ランキングを発表した。

早速、残留を決めたチームは、来シーズンに向けて補強に乗り出している。チーム運営の重要な割合を占めるプレミアリーグの賞金額は、来シーズンの選手補強費に使われるため、オフシーズンになっても多くのサポーターの興味が集まる。

■放映権収益やスポンサー収益で決まる賞金ランキング

英国紙が発表した賞金ランキングによると、プレミアリーグ各チームに振り分けられる賞金の内容は放映権収益やスポンサー収益などである。

まずは奇跡の優勝を成し遂げたレスター・シティ。今シーズンのテレビ放映は15試合で、シーズン後半に進むにつれて過熱した“ミラクル・レスター”の大フィーバーとは裏腹にプレミアリーグの賞金は9330万ポンド(約149億円)で5位だ。

賞金額のトップはアーセナルだ。27試合で今シーズン1番の放映回数を誇り、 リーグ2位で終えている。最終節での逆転劇はファンの盛り上がりも最高潮となる試合で、ノースロンドンの誇りをトッテナムに見せつけた。アーセナルは1億100万ポンド(約160億円)の賞金を手にしている。
賞金額2位はシーズン途中で後任監督が発表される中、チーム初となるチャンピオンズリーグベスト4と躍進を遂げたマンチェスター・シティ。25試合が放映され、9700万ポンド(約155億円)を獲得。しかし、プレミアリーグはなんとか4位と言う結果で、来季のチャンピオンズリーグ参加へと望みをつないだ。

3位は今シーズン、レスター・シティとともに下馬評を覆したトッテナム・ホットスパー、21試合の放映で9650万ポンド(約154億円)。4位は最終節を前にチャンピオンズリーグへの望みを絶たれたマンチェスター・ユナイテッドが、ほぼ同額の賞金額で続く。FAカップ優勝で今シーズンを締めくくったマンチェスター・ユナイテッドは26試合が放映され、ここ数年は不調ながらもビッククラブの安定した人気がうかがえる結果となった。
最下位は今シーズン19位で降格の決まったノリッジ・シティだ。放映数も9試合で下から2番目。それでもチームが手にする賞金額は6630万ポンド(約106億円)だ。この賞金を元に2017-2018シーズンにプレミアリーグに復帰できるか楽しみだ。

来シーズンから新たな放映権料契約を結んだプレミアリーグは、来シーズン参加する20チームへの賞金額も大きくアップする。賞金額最下位だったノリッジ・シティと同じ条件でシーズンを終えても、今シーズン1番の賞金を得たアーセナルとほぼ同額の賞金を得ることが可能になるという。
昨季は降格争いをしていたレスター・シティが、プレミアリーグを制することができた理由のひとつは、例え下位チームでもヨーロッパ各国のリーグよりも財政面で安定し、多くの良い選手を確保できる賞金システムが大きく影響している。そのため各チームは毎試合手が抜けない熾烈な試合を戦う。これこそプレミアリーグのレベルを常に高いものにし、莫大なお金が集まる好循環が生む秘訣なのかもしれない。

来シーズンはビッククラブが再びプレミアリーグの覇権を取り返すのか。それとも今シーズンのレスター・シティのようにミラクルを起こす新たなチームが生まれるのか。

シーズンを終えたばかりだが、プレミアリーグから目が離せない。

《Takaharu Osako》
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