JRA日本中央競馬会は、「日本ダービーに関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。調査対象は、競馬歴1年以上で東京競馬場に複数回訪問経験のある20～59歳の男女400名。
まず、ベスト・オブ・日本ダービーを調査。過去82回の日本ダービーの中から、競馬ファンが「名勝負」「感動」「最強世代」の3項目でそれぞれ最高だと思う日本ダービーを調査し、合計票数の多い開催年・優勝馬を選んだ。その結果、ベスト・オブ・日本ダービーには史上6頭目の三冠馬に輝いた名馬「ディープインパクト（第72回・2005年）」が選ばれた。ディープインパクトは、日本ダービーで5馬身差の圧勝を見せている。
2位は、そのディープインパクトの息子で親子2代日本ダービー制覇を飾った「キズナ（第80回・2013年）」。3位には64年ぶりに牝馬による日本ダービー制覇を成し遂げた「ウオッカ（第74回・2007年）」が選ばれた。4位は史上7頭目の三冠馬「オルフェーヴル（第78回・2011年）」、5位はシャドーロールの三冠馬「ナリタブライアン（第61回・1994年）」。
続いて「今年、日本ダービーで勝つと思う馬」を調査。1位は、皐月賞2着馬で父ディープインパクト譲りの末脚を持つ「マカヒキ」が獲得。2位は皐月3着の「サトノダイヤモンド」、3位には「アドマイヤダイオウ」がランクインした。いずれもベスト・オブ・日本ダービーに選ばれたディープインパクトの産駒となっている。
さらに「競馬ファンが予想をする時に重視するポイント」を尋ねると、1位は42.5％を占めた「血統」が獲得。2位「レースやコースの過去のデータ」34.3％、3位「騎手」28.0％と続いた。
「初心者に伝えたい東京競馬場のおすすめスポット」を調査した結果では、子ども連れでも楽しめる穴場スポット1位「芝生」、競馬初心者の女子も楽しめるスポット1位「パドックで本物の馬に対面」、おすすめグルメ1位「豚角煮丼（豚や）」となっている。
今年のダービーは5月29日に行われる。
