“夢の世界”を舞台に、劇団ひとりが脚本に参加したシリーズ24作目『映画クレヨンしんちゃん 爆睡！ ユメミーワールド大突撃』の初日舞台挨拶が4月16日（土）、都内で行われた。
舞台挨拶にはゲスト声優の安田顕（貫庭玉夢彦役）をはじめ、矢島晶子（しんのすけ役）、ならはしみき（みさえ役）、藤原啓治（ひろし役）、こおろぎさとみ（ひまわり役）、そして、夢を食べる生き物バクにちなんで、劇中に本人役でサプライズ出演している俳優の大和田獏が登壇した。
現在、熊本県を中心に発生した大規模な地震の被害が拡大しており、同作の封切りも九州エリアの11スクリーンで延期となった。大和田さんは「1日も早い復興を祈っています。この作品を見て、夢と希望と勇気を取り戻してもらえれば」とエール。安田さんも「熊本には知り合いもたくさんおりますので、一刻も早い安全の確保をしていただき、映画を心から楽しんでもらえる日が早く来てくれれば」と祈りを捧げた。
ゲスト声優を務めた安田さんは、「家族の絆や仲間を思いやる気持ちに、改めて気づかせてくれる作品。子どもも喜んでいて、家族孝行できた」と満面の笑み。大和田さんは、2年前に公開された『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ！逆襲のロボとーちゃん』に兄の大和田伸也さんがゲスト出演した縁があり、「（伸也さんに）こっちは本人役だぞって自慢したら、うらやましそうにしていた」とドヤ顔。
誰もが見たい夢を見られる世界で、風間くんは政治家に、ネネちゃんはアイドルになり自分たちの夢を実現させるが、謎めいた転校生サキの出現によって、人々は悪夢の世界に閉じ込められてしまう。しんのすけとカスカベ防衛隊の運命は？
『映画クレヨンしんちゃん 爆睡！ ユメミーワールド大突撃』は全国にて公開中。
