みんなのコードは5月5日、日本全国で1万人の子どもたちがプログラミングをするイベント「Hour of Code Japan こどもの日1万人プログラミング」を開催する。東京のメイン会場のほか、全国約100か所やオンライン参加が可能で、現在参加者を募集している。
2013年にアメリカで始まった「Hour of Code」は、小学生から始められるプログラミングの入門教育プロジェクト。日本国内では2015年に本格展開が始まり、各地の学校・企業・地域の施設で、子どもたちがプログラミングを体験している。みんなのコードは、アメリカの「Code.org」が展開する世界的なプログラミング教育推進運動「Hour of Code」の国内認定パートナー団体を務めている。
「Hour of Code Japan こどもの日1万人プログラミング」は、日本の将来を担う子どもたちにプログラミング体験を通して、コンピューターにより興味をもってもらうことが目的。参加対象は、プログラミング初学者の小学1年生から6年生。メイン会場とオンライン参加で利用される教材は、Hour of Codeで提供されている学習用の「Minecraft(マインクラフト)」。連携会場でもHour of Code教材\の利用を推奨しているが、独自の教材が利用される場合もある。
イベント当日、メイン会場となる日本マイクロソフト本社に集まった参加者は、その場で約40人のチューターと一緒にプログラミングを学ぶ。メイン会場のようすはニコニコ生中継で全国各地の会場や家庭にオンラインで中継される。
一部の連携会場により異なるが、参加費は無料。参加人数はメイン会場の日本マイクロソフト本社(東京都品川区)で約200人、各連携会場では5名~150名を募集している。自宅からのオンライン参加は同時に1名から4名程度の参加が望ましい。申込みは「Hour of Code Japan」のWebサイトで受け付けている。
イベントには、協賛企業の現役エンジニアや9歳の小学生プログラマー澁谷知希くんら、豪華ゲストがチューターとして参加する。ほかにも、ロボットPepperとコンビを組んだ吉本芸人「ペッパーズ」によるステージなど、お楽しみコンテンツも予定されている。メイン会場や連携会場に足を運べない場合でも、自宅からオンラインでプログラミングに挑戦してみてはいかがだろうか。