DIATONEメーカーデモカーの “聴きどころ”をCheck! Part.5 HONDA CIVIC TYPE R EURO | Push on! Mycar-life

DIATONEメーカーデモカーの “聴きどころ”をCheck! Part.5 HONDA CIVIC TYPE R EURO

カーオーディオの楽しさと、ダイヤトーンサウンドの素晴らしさを伝えるべく、全国を走り回っているダイヤトーン・デモカー。それぞれの“聴きどころ”を、1台1台じっくりと解説してきた。今回はその最終回だ。ハイエンドシステムを搭載した、こちらの1台を取り上げる。

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HONDA CIVIC TYPE R EURO(by DIATONE)
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カーオーディオの楽しさと、ダイヤトーンサウンドの素晴らしさを伝えるべく、全国を走り回っているダイヤトーン・デモカー。それぞれの“聴きどころ”を、1台1台じっくりと解説してきた。今回はその最終回だ。ハイエンドシステムを搭載した、こちらの1台を取り上げる。

最初に、当デモカー「HONDA CIVIC TYPE R EURO」に搭載されているシステムレイアウトからご紹介していこう。

メインユニットはもちろん『DIATONE SOUND.NAVI・NR-MZ100PREMI』(税抜価格:24万円)だ。そしてこれに組み合わせるフロントスピーカーは、ダイヤトーンスピーカーのハイグレードモデル、『DS-G500』(税抜価格:16万円)。なお、それをドライブしているのは、これまでご紹介してきたデモカーのように『NR-MZ100PREMI』の内蔵パワーアンプではなく、外部パワーアンプ。選ばれたのは、ドイツの実力ブランド、ブラックスの上級機、『NOX4』(税抜価格:42万円)である。

さらにそこに、ダイヤトーンサブウーファー『SW-G50』(税抜価格:8万円)も追加。サブウーファーをドライブするパワーアンプには、イートンの『PA560.2』(税抜価格;10万円)が使われている。

また、スピーカーの接続方式には、“マルチアンプ接続”が採用されている。『NR-MZ100PREMI』のライン出力の4ch分を、フロントの4スピーカーにあてがうという方式が取られているのだ。

というわけで、このクルマの“聴きどころ”とは、ズバリ、

「DIATONEが奏でる、最高峰のサウンド」

である。

『NR-MZ100PREMI』+『DS-G500』+『SW-G50』が織りなす、究極的なサウンドを聴かせることが目指されているのである。そのために、上級外部パワーアンプを用いてのハイエンドシステムが構築されている。つまりは、「ここまでの音が出せる」ことをデモするためにこのクルマは存在している、と言っていい。

ちなみに、フロントスピーカーのサウンドチューニングにおいては、“仮想3ウェイ”調整が実践されている。これは、『NR-MZ100PREMI』でスピーカー構成を「マルチ+パッシブの3Way/L」というモードに設定し、ミッドウーファーの音域を低音域と中音域にわけてコントロールする、というものである。こうすることで、低音域から中音域にかけての音像がよりシャープになり、全体のステレオイメージをさらに向上させることが可能となるのだ。

とにもかくにも、全力でHi-Fiが追求されているこの「HONDA CIVIC TYPE R EURO」、緊張しながらその音を確認してみると…。

試聴トラックのイントロが流れた瞬間に、このサウンドの凄さが理解できた。特に印象的だったのは以下の2点。1点目は、サウンドのきめ細やかさ。もう1点はサウンドステージのリアルさだ。

まずはとにかく、質感が上質なのである。S/N感および解像度が至極高いので、紡ぎ出される1音1音が、限りなく繊細でどこまでも滑らかなのだ。倍音も豊かに響き艶やかさも最上レベル。結果、心地良さがこの上ない。いつまでも浸っていたくなるサウンドだった。

そして、ステージの立体感、リアルさも究極的。各楽器の位置関係が手に取るようにわかり、かつ、それぞれの音像が実にシャープ。高音を発するパーカッションなどは特に、出どころがピンポイント。点から飛んでくるイメージだ。ボーカルもステージ前方中央に凛と立ち、息づかいまでも生々しく再現できている。

ところで、DIATONEのデモカーは現在、7台がラインナップしているのだが、その中で、フロントスピーカーを外部アンプで鳴らしているクルマは、この「HONDA CIVIC TYPE R EURO」と、あともう1台、「ALFA ROMEO GIULIETTA」の2台のみだ。7台すべて、それぞれに“聴きどころ”があり、どれも聴き応えあるのだが、外部アンプを使っているこの2台は、ぜひとも聴いていただきたいクルマである。

その理由も2点ある。1点目は、DIATONEサウンドの最上レベルを体験することができるからだ。それを肌で感じることは、人生の1つの経験として有意義だ。そしてもう1点、カーオーディオの音はどれほどのレベルにまで到達しているのか、その1つの回答も体感できるから、である。この「HONDA CIVIC TYPE R EURO」の音を聴きながら、つくづくとそのような思いがこみ上げてきた。

お時間があれば、「三菱電機カーエレクトロニクス製品情報サイト」内の“試聴会情報”をチェックしてほしい。もしもお近くに「HONDA CIVIC TYPE R EURO」もしくは「ALFA ROMEO GIULIETTA」がやってくる情報をつかんだら、そのチャンスを、くれぐれもお見逃しなきように。

《太田祥三》

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