くもん出版は、TOEFL iBTの中高生版で、「読む」「聞く」の2技能を測定するTOEFL Junior Standardテストに完全対応した公式問題集「TOEFL Junior STANDARテスト公式問題集」を刊行した。今回の刊行をもって、TOEFL iBTにつながる3つのテストすべての問題集が出そろった。
TOEFL Junior Standardテストは、ペーパーベースで行われる、「読む」「聞く」の2技能を「Listening」「Language Form and Meaning（文法と語彙）」「Reading」の3セクションで測定するテスト。TOEFL iBTの中高生版として2011年より日本でも実施されている。
今回刊行する「TOEFL Junior STANDARDテスト公式問題集」は、各セクションごとにテスト形式の問題、問題説明、練習問題で構成されており、本番のテスト内容と同じレベルの模試1回分付き。テストや日々の学習へのアドバイスなども掲載されており、充実した内容となっている。
くもん出版では今回の刊行により、TOEFL iBTにつながる小学生から高校生向けの3つのテスト「TOEFL Primary」「TOEFL Junior Standard」「TOEFL Junior Comprehensive」の問題集ラインアップがすべて出そろったことになる。くもん出版は、テストへの理解や試験対策などに役立ててほしいとしている。
2016年第1回TOEFL Junior Standard公開テストは6月19日に全国16会場で開催予定。4月8日～5月10日まで受験申込みを受け付ける。なお、TOEFL JuniorのWebサイトでは、TOEFL Junior Standardのスコアが活用できる大学をエリア別に紹介。すでに約200に迫る大学の学部で活用されているという。
