河合塾は、「2016年度大学入試センター試験特集」において行われた「理科1」の科目別の問題分析を公開した。センター試験特集は、Kei-Netや河合塾Webサイトトップページから閲覧可能。
14時39分現在、河合塾は「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」の分析を掲載している。「化学基礎」は詳細な問題分析も掲載されており、2016年度フレーム(大問構成)を2015年フレームと比較できるほか、設問別分析を確認できる。
河合塾によると、「化学基礎」は「教科書の学習内容の理解を問う基本的な問題が中心」だったと分析し、一部にやや難しい計算問題や実験考察問題が含まれたことを指摘。全体の難易度は「やや難化」としている。2016年度フレームにおける出題分野は「物質の構成」と「物質の変化」で2015年と変化なし。河合塾は、来年の受験生に「探究活動に記載されている実験の内容も含め、教科書全体をまんべんなく学習しておこう」とアドバイスしている。
このほか、「物理基礎」「生物基礎」「地学基礎」などの詳細な分析コメントも掲載される予定。すでに東進、ベネッセ・駿台、代々木ゼミナールなどの大手予備校も問題分析を行っており、問題と解答速報(正答)についても即日Webサイトに公開される予定だ。