大学入試センター試験まであと半月あまりとなった。2015年度大学入試を振り返り、東京大学合格者数を見てみると、開成をはじめとする中高一貫校がトップ10を独占。また、2015年に初めて東大合格者を出した高校は16校にのぼり、その大半を中高一貫校が占めた。
四谷大塚が4月14日に公表した「2015年第1回合不合判定テスト参加者配布資料」によると、2015年東京大学合格者数の高校別ランキングは、開成をはじめとする中高一貫校がトップ10を占め、トップ5は男子校が占めた。
また、上位31校のうち13校が高校募集を行っていない中高一貫校、13校が高校募集を行っている中高一貫校、残り5校が高校募集のみ行っている学校であった。
大教育進学総合研究所が6月18日に公表した「過去30年で今年初めて東大合格者が出た高校」によると、2015年に初めて東大合格者が出た高校は、相模原中教や安佐北など16校にのぼり、その大半を中高一貫校が占めた。相模原中教と平塚中教、佐渡中教、清水南、水口東、咲くやこの花、安佐北は公立中高一貫校であり、公立・私立を問わず中高一貫校が実績をあげた。
東京大学の2016年度一般入試(前期日程)は、出願期間が1月25日~2月3日、第1段階選抜合格者発表が2月10日、第2次学力試験が2月25日と26日、合格発表が3月10日に行われる。