スウェーデンブランドDSLの最高峰、"スカンジナビア"を聴く | Push on! Mycar-life

スウェーデンブランドDSLの最高峰、"スカンジナビア"を聴く

カーオーディオ 特集記事

スウェーデンブランドDSLの最高峰、
  • スウェーデンブランドDSLの最高峰、
  • Aピラーとミラー横にスカンジナビア30&70をインストールする。
  • ウーファーは強固にアウターで装着する。
  • ソースユニットはcarrozzeria X RS-D7Xlll+RS-P90Xを組み合わせる。
  • ラゲッジにはスピーカーを駆動するパワーアンプcarrozzeria RS-A09XとRS-A99Xを使用する。
  • 運転席へ向けてスピーカーの角度を精細に調整している。
  • USBメディアにも対応する。
  • ラゲッジはカバーをすれば使い勝手が全く損なわれない。
福山市に居する老舗プロショップ、シティロード福山が製作したハイグレードなシステム、デュアリスをご紹介しよう。

デュアリスのオーナー、菅本サンはハイファイサウンドを極める意味もあってスピーカーを交換。DLSの新鋭機、スカンジナビアに辿りついたという。DLSは、スローガンにスーパーナチュラルサウンドを掲げ、'87年スピーカーメーカーとして創業。世界のカーオーディオファンから熱い支持を得ている。同社のラインアップを見ると、アルティメイト、ゴティア、リファレンス、パフォーマンスと豊富で、スカンジナビアは同社のフラッグシップという位置付けである。

システムは、スカンジナビア30(トゥイーター)、スカンジナビア75(ミッドレンジ)、スカンジナビア165W(ミッドバス)の3つのユニットを実装。サブウーファー無しの構成でパワーアンプはカロッツェリアRS-A09XとRS-A99Xを使用。ヘッドユニットとデジタルプロセッサーはRS-D7Xlll、RS-P90Xという組み合わせとなっている。

各ユニットのロケーションは、スカンジナビア30トゥイーターをドアミラー裏に。スカンジナビア75ミッドレンジをAピラーに。そしてスカンジナビア165Wミッドバスはドア純正位置に装着。トゥイーター、ミッドレンジともに運転者に向けて角度が付けられ、2つのユニットは、接近装着することで音の繋がりや明瞭度を損なうことなく、実在的な音場を達成。3ウェイの特徴は2ウェイでは得られない中域の情報の豊かさと音場創りにも有利といえる。ミッドレンジを追加する意義はとても大きい。そこには適切なインストレーション、デジタルプロセッサーを使うなど確かなプロショップの技術により実現する。

さて、'90年代、ホームオーディオで人気を博していたシェフィールド(SHEFFIELD)レーベルの"DRIVE"のCDを久しぶりに聴いてみた。このディスクは一発収録の良さにこだわり、見通しのよいクリアーな臨場感、ダイナミックな音の出方が魅力で、今でも多くのオーディオマニアが検聴用として使っている。
スカンジナビアの印象は、立ち上がりと、立ち下がり(消え際)が自然で混沌としたところがない。ついついヴォリュームを上げたくなる。音域は広くバランス良好で、楽器や歌声の輪郭を明確に描き出す。ビジュアルで例えるなら、ピントがピタリと合った綺麗な写真のようだ。解像度の高さと倍音(ハーモニックス)の表現力も精緻であり、ジャンルを選ぶことはないが、アコースティックな楽曲は深々と楽しめる。高価なユニットであるが試聴するとその良さが理解できる。スカンジナビアはヨーロッパブランドの中で最上級に位置する精巧なトランスデューサー(変換器)であり、聴くものに感動を与えてくれる。
《永松巌》

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