子どもの学習費が増加、高校まで公立523万・私立1,770万円 | Push on! Mycar-life

子どもの学習費が増加、高校まで公立523万・私立1,770万円

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学校種別学習費総額の推移
  • 学校種別学習費総額の推移
  • 幼稚園3歳から高等学校第3学年までの15年間の学習費総額
  • 家庭内学習費など 学習別補助学習費
  • その他の学校外活動費
 文部科学省は12月24日、「平成26年度子供の学習費調査」の結果概要を公表した。幼稚園3歳から高等学校3年生まで、15年間私立に通った場合は約1,770万円、すべて公立に通った場合は約523万円かかることがわかった。

 文部科学省は、子どもを公立または私立の学校に通学させている保護者が、子どもひとりあたりの学校教育および活動のために支出した経費の実態をとらえ、教育に関する国の諸施策を検討し、立案するための基礎資料とするため、平成6年より隔年で「子供の学習費調査」を実施している。調査の対象は公立ならびに私立の幼稚園、小学校、中学校および高等学校(全日制)の幼児・児童・生徒。調査対象の幼児・児童・生徒総数は、1,140校、2万9,060人。平成26年4月1日から平成27年3月31日までの1年間の費用を対象に、学校教育費や学校給食費、学校外活動費、世帯の年間収入について調査した。

 「学習費総額」については、公立では幼稚園を除き小学校、中学校、高等学校で増加。私立では、いずれの学校種においても増加していた。学校種別を公私別に比較すると、公立学校と私立学校の学習費総額の差は、幼稚園では私立が公立の2.2倍、小学校では4.8倍、中学校では2.8倍、高等学校では2.4倍となっている。

 学校教育費は、それぞれ公立幼稚園が約11万9,000円、私立幼稚園が約32万円。公立小学校が約5万9,000円、私立小学校が88万6,000円。公立中学校が約12万9,000円、私立中学校が約102万2,000円。公立高等学校が約24万3,000円、私立高等学校が約74万円。私立はいずれも、授業料や学校納付金などが公立よりも費用がかかっている。

 なお、幼稚園3歳から高等学校第3学年までの15年間について、各学年ごとの「学習費総額」をケース別に単純計算すると、すべて公立の場合は約523万1,000円であるのに対し、すべて私立の場合は約3.38倍の1,769万9,000円だった。調査結果ではこのほか、幼稚園だけ公立にいった場合や高等学校だけ私立にいった場合など、学習総額費を6つのケースに分け公開している。

 学年別に「補助学習費」を調査すると、公立幼稚園および小学校第1学年では「家庭内学習費」がもっとも多く、公立小学校第2学年以上の学年段階では「学習塾費」がもっとも多くなっている。「その他の学校外活動費」は全体として「芸術文化活動」にかけている割合が高かった。

 このほか、世帯の年間収入や学校給食費など、詳細な調査結果は文部科学省Webサイトで閲覧できる。
《佐藤亜希》

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