【CAOTY(カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー)2015】発表! ランク上位機種の人気の秘密に迫る! 「2chパワーアンプ6万円未満部門 後編」 | Push on! Mycar-life

【CAOTY(カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー)2015】発表! ランク上位機種の人気の秘密に迫る! 「2chパワーアンプ6万円未満部門 後編」

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【CAOTY(カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー)2015】発表! ランク上位機種の人気の秘密に迫る! 「2chパワーアンプ6万円未満部門 後編」
  • 【CAOTY(カーオーディオ・オブ・ザ・イヤー)2015】発表! ランク上位機種の人気の秘密に迫る! 「2chパワーアンプ6万円未満部門 後編」
  • グラウンドゼロ GZIA-2235HPX-B
  • ロックフォード・フォズゲート R150X2
  • ロックフォード・フォズゲート R150X2
  • ロックフォード・フォズゲート R150X2
  • マッツ・プロオーディオ MPA270
イース・コーポレーションが発表する、売れ筋ユニットの年間ランキング、【CAOTY2015】。その上位入賞モデルの人気の理由を探るべく、大がかりな試聴取材を敢行した。今週は、「2chパワーアンプ6万円未満部門」の後編となるリポートをお伝えしていく。

最初に、【CAOTY2015】とは何なのか、軽くおさらいしておこう。これは、海外カーオーディオブランドを数多く正規輸入・販売展開しているイース・コーポレーションが、2014年12月から2015年11月までの1年間の販売データを集計して導き出したランキングである。総部門数はなんと26部門にも及び、各部門の1位から10位までが発表されている。

そして「Push on! Mycar-life」では、2chおよび4chパワーアンプの各部門のランキング分析&上位モデルの試聴記を、総ざらいでリポートしていこうと考えている。まずは「パワーアンプ6万円未満部門」から。今週はその後編だ。

試聴取材は、イース・コーポレーションの試聴室にて行った。試聴システムは、“PC→USB-DAC→パワーアンプ→スピーカー” という構成。リファレンスとして使用したスピーカーは、RSオーディオの『RS Revelation 165』(税込価格:22万6800円)である。“スピーカー20万円以上部門” で4位にランクインしている実力機だ。正確な再現性を特長の1つとしているモデルなので、各パワーアンプの個性をしっかりと表現してくれた。ケーブル類はすべて、モンスターカーオーディオで統一している。

それでは本題に入っていこう。最初は、第2位にランクしたこちらからだ。


第2位 グラウンドゼロ GZIA-2235HPX-B(税込価格:2万7000円)

2015年の7月にマイナーチェンジが行われたばかりの当機。発売期間が半年にも満たない中で、堂々の第2位を獲得するという快挙を達成している。従来機は、昨年の同部門で2位に入っている『GZIA-2235HPX』。当機はそこから、中身もデザインも、そして価格も同一ながら、カラーリングがブラックに変更されて高級感が増した。性能の確かさは前作で実証済みであり、トータルの満足度が増しての順当な結果、ということなのだろう。

ところでグラウンドゼロは、日本に入って来てから数年の若い欧州ブランドである。しかし、今や日本のカーオーディオ界をけん引しているブランドの1つと言っていい。その理由はいつくか考えられるのだが、その有力な1つとして思い付くのは、「ハイエンドモデルの実力の高さ」だ。上級機の性能や評価が高いがゆえに、多くのユーザーがグラウンドゼロに対して“実力ブランド”というイメージを抱いている。また、どの製品をとってみても「作りの確かさ」を感じる。このため、エントリー機においても“安心感”が高いのだ。

とはいえ、イメージだけではここまでの順位にはならない。というわけで、実力を再検証すべく音を聴いてみると…。

一聴してまず感じたのは、明瞭感のあるサウンドだ。部門の中でも廉価な部類の価格ながら、粗さを感じさせることなく、むしろメリハリが効いていて、見通しも良く、素直に音楽の楽しさに没入できるサウンドだった。耳を澄まして細部を検証してみても、低域、中域、高域それぞれの質も高い。特に印象的なのは低域。グラウンドゼロのハイエンドアンプで感じられる独特の太さ、エネルギー感を、当機もしっかりと継承している。どっしり感のある低音が聴けるのだ。高域のツブ立ちも良い。

グラウンドゼロはエントリー機であっても満足度の高い音が聴ける。同ブランドの懐の深さを改めて思い知ることができた。さすがだ。

《編集部 藤澤の一言レビュー》
いいね!と感じられる正しくスタンダードな音調で、特別強調する部分は無いが全帯域をそつなくこなしている印象。奥行き表現も一定レベルで出来ている。そして価格を聞いて驚いた! コストパフォーマンス高すぎなパワーアンプ。藤澤的同クラスNo.1。

第1位 ロックフォード・フォズゲート R150X2(税込価格:2万8080円)

同部門の栄えある第1位に輝いたのは、昨年同様、アメリカンブランドの雄、ロックフォード・フォズゲートのコチラだ。聞けば、第2位以下を大きく引き離しての、ぶっちぎりの優勝とのことである。グラウンドゼロの急進がありながらも、別次元の強さを発揮している、というわけだ。

当機は、“パワーシリーズ”、“パンチシリーズ”に続くエントリーグレードとなる“プライムシリーズ”の2chモデルだ。憧れのロックフォードサウンドを廉価で手に入れられることがシリーズの最大の利点であり、それを利して、シリーズすべての製品が世界中で高評価を受けているという。日本においても同様、という次第である。

ちなみに当機は、サブウーファーとのセット販売でも多く購入されているとのことだ。定格50W×2ch(4Ω)をブリッジ接続することで、同150W×1ch(4Ωブリッジ)のパワーを発揮する。パワードサブウーファーよりもう1ランク上の、本格的な低音をゲットしたいと思ったときの頼れる1台としても、大きな支持を集めているのである。

さて、その実力や、いかに…。

テストトラックを流して真っ先に感じたのは“キレ味”の良さ。実にシャープなサウンドだ。全体的にクリアで見通しが良く、高域は輪郭が鋭く、低域もほど良くタイトでレスポンスが早い。この“キレ味”の良さは、リズミックな曲でさらに活きてくる。ノリノリで音楽が楽しめる。これは売れて当然だ。ユーザーの期待を裏切ることはない。そしてこの価格。コスパがすこぶる高い。

初めてのパワーアンプとして文句の付けようがない逸品だ。カーオーディオ・ワールドの窓口となるモデルとして、こらからも多くのエントリーユーザーを楽しませてくれるであろう当機。2016年も、その人気は揺るぎそうもない。

《編集部 藤澤の一言レビュー》
ロックフォードの入門機、プライムシリーズのパワーアンプ。若干低域寄りなバランスで高域の伸びは普通。かといって価格を考えれば非常に良く出来ていて高バランス&ハイコストパフォーマンスと言える。


☆注目モデル
第8位 マッツ・プロオーディオ MPA270(税込価格:4万1040円)

最後に、「2chパワーアンプ6万円未満部門」の第6位から10位までの5台の中から、注目機として当機を取り上げたいと思う。

昨年の第10位から、じわりとランクを上げている当機。多くの車種でシート下に収まるであろうコンパクトなボディを持ちながら、定格で70W×2ch(4Ω)、ブリッジ接続時には220W×1ch(4Ωブリッジ)のパワーを発揮し、サブウーファー用のパワーアンプとしても重宝する。

ところでマッツ・プロオーディオは、比較的に歴史の長いブランドである。そして、玄人受けのする実力ブランドでもある。それらを鑑みて、もっと人気が出てもいいように常々感じているところではあるのだが…。

しかしこうして、じわじわと浸透している様子もうかがえる。徐々に評価が高まっているところでもあるのだろう。

かくして、改めて当機の能力をチェックしてみたくなり、聴かせていただいた。実に、安心して聴ける音だった。バランスが整っている。帯域バランスもナチュラルであり、性能バランスも良い。低域のエネルギー感、太さ、伸び、そして中域の厚み、高域の繊細さ、密度、それぞれの要素がそれぞれ充実している。

音楽のジャンルも選ばないだろう。何を聴いても聴き疲れすることなく、リラックスして楽しめる。ロゴの雰囲気からすると少々やんちゃなイメージも見受けられるのだが、マッツ・プロオーディオのパワーアンプは、至ってニュートラルなサウンド傾向だ。手応えのある充実機を探しているのなら、当機もチェックしてみてほしい。良機であることは間違いない。

《編集部 藤澤の一言レビュー》
一言でいえばバランス機。すべての帯域をフラットに鳴らす印象。解像感も適度に感じられるのだが、しいて言えば少し高域にキラキラした感じを受けるのでそういった音調が好みのユーザーにとっては入門機として最適だと思う。

さて、「2chパワーアンプ6万円以下部門」のリポートは以上だ。年明けからは「2chパワーアンプ部門6万円以上部門」について詳しくお伝えしていく。実力機がひしめく激戦の部門だけに、聴き応えある試聴取材が行えた。次回の当記事にもご期待いただきたい。
《太田祥三》

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