<フォトレポ>見えるかな?ふたご座流星群…気になる方角・チャンス大の北海道 | Push on! Mycar-life

<フォトレポ>見えるかな?ふたご座流星群…気になる方角・チャンス大の北海道

 「ふたご座流星群」観測ピークまであと少し。気になる全国各地の空模様は、いかがだろうか。観察チャンスが大きいとされる北海道の現地の空のようすと、観察は難しいが今後の天候の変化に期待したい宮城県の空模様をお届けする。

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見えるかな?ふたご座流星群…チャンス大の北海道、現地のようす(画像はイメージ) (c) GettyImages
  • 見えるかな?ふたご座流星群…チャンス大の北海道、現地のようす(画像はイメージ) (c) GettyImages
  • 写真1 北海道札幌市厚別区のようす(17:17)
  • 写真2 北海道札幌市北区のようす(17:03)
  • 写真3 宮城県名取市のようす(17:29)

 「ふたご座流星群」観察ピークまであと少し。流星の出現する方角が気になる方も多いのではないだろうか。インターネット上では「(ふたご座流星群のために)日の入りと同時に退社した」「受験勉強をしながら眺めたい」など、流星の出現に期待するコメントが増え始めている。気になる全国各地の空模様はいかがだろうか。

 三大流星群のひとつ、「ふたご座流星群」が活動のピークを迎えるのは12月14日から15日にかけて。2015年のふたご座流星群の極大時刻は12月15日午前3時のため、テントを構えて写真撮影に挑む写真家のようすも見受けられる。アストロアーツによると、12月14日頃の月は早い時間帯に沈み、月明かりの影響がないことから「近年で最高の観察条件」だという。

 ウェザーニューズが提供する「流星見えるかなマップ」の予想によると、12月14日午後5時53分現在流星が「バッチリ見える」「チャンスあり」とされているのは北日本や北陸、近畿地方。青森西部・秋田県の一部には「バッチリ見える」を示すオレンジ色が輝いている。

 「チャンスあり」とされている北海道札幌市厚別区の空模様は、午後5時17分時点ですでに月が沈みかけているようす(写真1)。このままの天候が続けば、月あかりもなく十分流星の観測が狙えそう。同じく北海道札幌市北区で午後5時3分観測された空のようすも雲がなく、晴れた夜空の継続に期待が集まる(写真2)。一方、観測は「難しそう」とされる宮城県名取市の空は雲が覆い、今後の天気の変化を祈るばかりだ(写真3)。

 なお、流星群が流れる方向はどこか、との質問も多く見られるが、流星群の見える方角に特に決まりはない。流星の観察方法や流星の見分け方は、国立天文台の特設サイトで学べる。家族みんなで流星の観察に乗り出してみてはいかがだろうか。

《佐藤亜希》
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