始まりはカブトムシ、佐野日大のICT活用原点に迫る…iTeachers TV | Push on! Mycar-life

始まりはカブトムシ、佐野日大のICT活用原点に迫る…iTeachers TV

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Vol.27 安藤昇先生(佐野日本大学中等教育学校・高等学校)後編:iTeachersTV~教育ICTの実践者たち~(画像は動画の一部)
  • Vol.27 安藤昇先生(佐野日本大学中等教育学校・高等学校)後編:iTeachersTV~教育ICTの実践者たち~(画像は動画の一部)
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 iTeachers TVは12月2日、佐野日本大学中等教育学校・高等学校の安藤昇氏による第28回「それはカブトムシから始まった ~佐野日大ICT活用の軌跡~」後編を公開した。佐野日大のICT活用原点となった1999年のクワガタ・カブトムシブームから現在の教育を振り返り、ICT解説映像作成のノウハウや実践例を紹介する。

 佐野日本大学中等教育学校・高等学校(栃木県佐野市)ICT教育推進室の安藤昇室長は、日本大学理工学部物理学科を卒業後、理科教諭として佐野日大に勤務。現在は数学・情報を教えるかたわら、剣道部と放送部の顧問を兼任している。

 佐野日大が映像授業に力を入れるようになったきっかけは、1999年のクワガタ・カブトムシブームにある。ブームにあやかり、安藤氏が担当していたクラスの生徒たちは文化祭で200匹のクワガタやカブトムシを販売することを計画。しかし、文化祭の1週間前にトラブルに見舞われ、安藤氏と生徒たちは急遽自主制作のドラマ「昆虫戦隊タイツマン」を制作することに。突貫工事で作成した映像だったが、文化祭では異例の大ヒットを記録したという。それ以降、佐野日大は学校長の理解も受けさまざまなドラマを制作するようになり、映像制作のノウハウは現在、ICT解説授業の制作に役立てられている。

 11月25日に公開された前編では、実際に生徒が制作した「昆虫戦隊タイツマン」やデジタル放送部が制作し第62回NHK杯全国高校放送コンテスト創作テレビドラマ部門で準優勝を受賞した作品の一部を放映。12月2日に公開された後編では、約20年の歳月で培った佐野日大のインフラ設備の紹介を含め、年齢に係わらず現場に携わるすべての先生が映像授業を作成できるようになるコツを伝授している。安藤氏は、今後は「オンライン英会話などICTでしか実現できないことに挑戦したい」と述べている。

 iTeachers TVは、動画本編後にすぐに使えるICT機器の使い方を紹介する「教育ICTなんでも3ミニッツ」も放送している。第28回は、第27回に続きシートカルクの木本実氏がタブレットを使った文字の書き順や書き方を指導できるアプリ「書き順レコーダー」の使い方を公開した。

 iTeachers TVは、毎週水曜日夜に動画を更新。番組のほか、番組を作成・配信するiTeachersに関する詳細は同団体Webサイトで閲覧できる。iTeachersは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チームで、「現場目線から『教育3.0』の実現に向けたムーブメントを起こしていく」としている。
《佐藤亜希》

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