スペシャル・ロックフォード・スピーカー『J5』 今改めて、その存在意義を問う! 04 プロショップ・インタビュー Part.2 | Push on! Mycar-life

スペシャル・ロックフォード・スピーカー『J5』 今改めて、その存在意義を問う! 04 プロショップ・インタビュー Part.2

ロックフォードのトップエンドスピーカー『J5653-S』、通称“J5(ジェイファイブ)”にスポットを当てている。新デモカー、メルセデス・ベンツE350クーペの音を確認するとともに、数多くの取付実績を持つプロショップに取材し、“J5”の魅力と実力を再検証している。

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スペシャル・ロックフォード・スピーカー『J5』 今改めて、その存在意義を問う! 04 プロショップ・インタビュー Part.2
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ロックフォードのトップエンドスピーカー『J5653-S』、通称“J5(ジェイファイブ)”にスポットを当てている。新デモカー、メルセデス・ベンツE350クーペの音を確認するとともに、数多くの取付実績を持つプロショップに取材し、“J5”の魅力と実力を再検証している。

第4回目となる今回は、ショップインタビューのPart.2をお贈りする。まずは広島県の実力店、「トゥルース」の掛谷さんのお話からご紹介しよう。

最初に、掛谷さんにとっての“J5”の位置付けからお訊きした。

「ロックフォードのスピーカーではあるのですが、“J5”は日本オリジナルの別モノと捉えるべきだと考えています。“J5”ならではの個性が魅力ですから、シンプルにそこを重んじればいいと思うんです。ロックフォードらしさ、つまりはキレのある高域とパワー感のある低域を求めるなら“T5(ティーファイブ)”を、艶やかさや響きの美しさ、色気、そして厚みのある中域を求めるなら“J5”を。ぼくは“J5”を、唯一の特別なハイエンドスピーカーだと位置付けています」

サウンドに共通項はあるものの、最大のストロングポイントは別であるわけで、そこに重きを置いて別モノと考える…。なるほど確かにシンプルでわかりやすい。

続いては、“J5”の攻略法についてもお訊きした。

「これまで装着した車両はすべてロックフォードのパワーアンプと組み合わせていたのですが、これから装着される方には、他ブランドのパワーアンプもおすすめしてみたいですね。ピュア系のパワーアンプと組み合わせてみても面白いと思うんですよ。“J5”の良さがより活きてくるかもしれません。

ちなみにケーブルに関しては、サウンドに色づけのないタイプの製品を選んでほしいと思っています。“J5”らしさを満喫するためには、素直なケーブルのほうがマッチすると思うんです。具体的な例を挙げるとすれば、ロシアの『チェルノフケーブル』との組み合わせは面白いですね。おすすめです」

具体的な攻略法もいただけた。“素直な”アンプ&ケーブルとの組み合わせに妙味があるとのことだ。“J5”ユーザーはぜひともご参考にしていただきたい。

さて、次には埼玉県の気鋭ショップ「カスタマイズファクトリーNACKS」のインストーラー・藤枝さんのお話をご紹介しよう。まずは“J5”の魅力についてお訊きした。

「ロックフォードらしさに繊細さが加わっているところが、“J5”の魅力ですよね。ロックフォードらしいパワー感があり、それを得た上でHi-Fiを追求していけるんです。また、幅広い楽しみ方ができるスピーカーであるとも思っています。ロックフォードらしさを追い求めるアプローチもできますし、逆に、ピュア系サウンドを極めて行ってもいいと思います。とにかくポテンシャルが高いスピーカーですね」

次には、取り付けとチューニングにおける特徴についてお訊きした。

「非常に繊細なスピーカーなんですよ。同じ車種に取り付けても、位置を変えただけでサウンドががらっと変わったりするんです。調整においても、やり方次第でいかようにも方向性を変えられます。難しいと言えば難しいのですが、取り組み甲斐のあるスピーカーですよね。あと、組み合わせるパワーアンプのチョイスも重要ですね。ロックフォードのパワーシリーズと組み合わせればロックフォードらしさが伸びていきます。しかし、例えばカロッツェリアのパワーアンプなどを組み合わせると、繊細さを伸ばしていくことができるんですよ。パワーアンプの特長を、忠実に再現できます。懐の深いスピーカーですよね」

いかがだったろうか。それぞれのお話に至極納得できた。とにもかくにも“J5”は繊細で艶やかなサウンドを持ち、そして特別なスピーカーである、というわけだ。

メイドインジャパンのロックフォードスピーカー“J5”。ロックフォードファンを自認するなら、これを試さない手はない。そして、人とは違う自分だけのサウンドを探している人も、“J5”を要チェック。その出会いが運命的なものになるかもしれない。“J5”というスペシャルスピーカーがあることを、くれぐれも、お忘れなきように。

《太田祥三》

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