加藤茶、いかりや長介さんの“ガン告白”ふり返る 「4人でネタできるか心配だった」 | Push on! Mycar-life

加藤茶、いかりや長介さんの“ガン告白”ふり返る 「4人でネタできるか心配だった」

タレントの加藤茶が11月23日(月・祝)、都内で行われたイスラエル映画『ハッピーエンドの選び方』のPRイベントに出席。「ザ・ドリフターズ」のリーダーで2004年に亡くなったいかりや長介さんが、生前メンバーに自身のガンを告白した様子をふり返った。

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加藤茶/『ハッピーエンドの選び方』イベント
  • 加藤茶/『ハッピーエンドの選び方』イベント
  • IMALU/『ハッピーエンドの選び方』イベント
  • 加藤茶、IMALU/『ハッピーエンドの選び方』イベント
  • 加藤茶、IMALU/『ハッピーエンドの選び方』イベント

タレントの加藤茶が11月23日(月・祝)、都内で行われたイスラエル映画『ハッピーエンドの選び方』のPRイベントに出席。「ザ・ドリフターズ」のリーダーで2004年に亡くなったいかりや長介さんが、生前メンバーに自身のガンを告白した様子をふり返った。

いかりやさんが、加藤さんをはじめメンバー4人に直接、自身がガンをわずらっていると明かしたのは、亡くなる約1カ月前のことだったのだとか。「リーダーがいなくなるわけで、今後もドリフを続けるためにどうするか相談しましたよね。(いかりやさん抜きの)4人でネタができるか。その心配でした」と当時の心境を語っていた。

エルサレムの老人ホームに暮らす発明好きのヨヘスケルが、望まぬ延命治療に苦しむ親友から「発明で安らかに死なせてほしい」と頼まれ、安楽死装置を発明すると、彼のもとに次々と“依頼”が舞い込み…。尊厳死をテーマに、イスラエル版『おくりびと』とも評されるヒューマンドラマで、加藤さんは「重たいテーマだが、笑わせるツボがしっかりある。本当なら不謹慎だと言われそうな、死と笑いを結びつける脚本がとてもうまい」と絶賛した。

自身の“ハッピーエンド”について「涙ではなく笑いで見送ってほしい。人を笑わせながら死ねれば」と生粋の喜劇人らしいコメント。現在は45歳下の妻・綾菜さんとの結婚生活を送っており「歳が歳なので、カミさんには自分が死んだあと、いい人がいたら結婚してくれと言ってある」と“遺言”にも言及した。

この日はタレントのIMALUが同席し、「うちの両親(明石家さんまと大竹しのぶ)は、まだまだしぶとく生きそうですが、映画を見て同居している93歳の祖母のことを考えました。認知症があるんですが、すごく元気(笑)。足腰が強くて、ごはんもたくさん食べますし」と話していた。

『ハッピーエンドの選び方』は11月28日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。

《text:cinemacafe.net》
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