京都産業大学は12月1日、京都産業大学神山ホールにて、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の油井亀美也宇宙飛行士とリアルタイムに交信するイベント「宇宙の油井飛行士と話そう」を開催する。参加は無料、参加定員は500人で、小・中・高校の団体参加も可能だ。
「宇宙の油井飛行士と話そう」は、読売新聞社の創刊140周年プロジェクト「未来へ紡ぐリレープロジェクト」の一環として、京都産業大学と共催するイベント。次世代を担う子どもたちが未来への希望を紡ぎ、宇宙への理解を育むことを目的に開催する。当日は、21時~22時の間の20分間、会場と国際宇宙ステーションを結んでリアルタイムの交信を行う。宇宙にいる油井飛行士の生の声を聞けるほか、来場者から募集したメッセージやエールを油井飛行士に届ける。
また、JAXA広報部の柳川孝二氏による講演「油井さんの活動と宇宙への夢」や、柳川氏と京都産業大学 神山天文台長・理学部教授の河北秀世氏、岩谷産業 常務執行役員の宮崎淳氏によるトークセッション「宇宙から生まれた技術が未来を変える 京都からのメッセージ」も開催。宇宙の魅力や日本のものづくりについて興味深い話を聞くことができるプログラムが組まれている。
イベントは子どもから大人まで参加可能。小・中・高校の団体申込みも受け付けており、はがき、FAX、Webサイト申込フォームのいずれかで11月25日までに申し込む。なお、応募多数の場合は抽選となる。