“超小型パワーアンプ”が、充実一途! 注目モデルの利点と性能を徹底検証! #1: 『JLオーディオ・HX280/4』の概要紹介編 | Push on! Mycar-life

“超小型パワーアンプ”が、充実一途! 注目モデルの利点と性能を徹底検証! #1: 『JLオーディオ・HX280/4』の概要紹介編

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“超小型パワーアンプ”が、充実一途! 注目モデルの利点と性能を徹底検証!
  • “超小型パワーアンプ”が、充実一途! 注目モデルの利点と性能を徹底検証!


シート下はもちろん、グローブボックス内へのインストールが可能なほどの超小型パワーアンプが、年々顔ぶれを増やしている。そして今秋には、老舗アメリカン・カーオーディオブランドである“JLオーディオ”からも、注目すべきニューモデルが登場した。これを機に超小型高性能パワーアンプにスポットを当て、これらの利点と音質性能を徹底検証していこうと思う。まずは当該機についてリポートし、続いて既発売のモデルについても同様にご紹介していく。超小型パワーアンプの導入を検討している貴方は、要必読。



各メーカーともにクラスDアンプの技術は、近年めざましい発展を遂げている。超小型パワーアンプが続々と登場しているのも、まさにクラスD技術の進化があればこそだ。「クラスDパワーアンプはフルレンジ再生には向かない」と言われていたのは今や昔の話。クラスD増幅回路は普通にフルレンジアンプに用いられるようになり、そして、高効率を誇るクラスDのメリットを生かすべく超小型化が進んでいる、というわけなのだ。



超小型パワーアンプに対するニーズも、年々高まりをみせている。「荷室スペースは犠牲にしたくない」と考えるユーザーはそもそも多く、さらには「車重を増加させたくない」と考えるユーザーも増えているからだ。エコカーに乗っていると、ついつい燃費が気になってしまうもの。燃費向上のためには、パワーアンプは小型・軽量、そして省電力であるに越したことはないのだ。



そのような状況の中、JLオーディオから超小型パワーアンプの最新モデルがリリースされた。当機にも新たなクラスD技術が搭載されていて、その技術をベースに超小型化が成し遂げられている。



まずは基本スペックから見ていこう。





JL AUDIO 「HX280/4」







HX280/4 (税抜価格:5万5000円)


・仕様:4ch(4/3/2ch)パワーアンプ


・定格出力:50W×4(4Ω)


・周波数特性:20Hz〜22kHz(±0.1dB)


・S/N比:89.5dB


・サイズ(幅×奥行×高さmm):220×78.5×45


・質量:1.44kg








当企画のタイトル写真で、iPhone 5sを横に並べてあるのだが、それを見て当機の大きさをイメージしていただきたい。アンプというより、パッシブクロスオーバーネットワーク程度のサイズである。本当に小さい。



フォルムは横長だ。正方形に近い形にはせずに、敢えて横長にしていると思われる。この形ゆえに、取り付け場所の選択肢は増えるはずだ。余剰スペースがぽっかりと四角に余っているケースは多くはない。細長に空いていることのほうが多いだろう。超小型である利点を最大限得られるようにという配慮から、横長のフォルムが採用されたのだと思われる。





JL AUDIO 「HX280/4」JL AUDIO 「HX280/4」


JL AUDIO 「HX280/4」





このようにフォルムが印象的ではあるのだが、当機の最大の特長は、それ以外のところにある。それは“防水性能の高さ”だ。



どれほどの防水性能を有しているかというと、IEC(国際電気標準会議)によって定められている、防水、防塵性を示す保護規格“IPコード”でいうならば、「IPX6」。“IP”に続く“X”は防塵性の等級を表していて(数字ではなく“X”と表記されているのは「防塵性はテストしていない」ことを意味している)、それに続く“6”は防水性の等級を表している。



防水性の等級は、“0”から“8”まで全9等級ある。つまり“6”とは上から3番目の等級であり、「あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない」というレベルを意味している。パワーアンプとしては破格の防水性だと思えるのだが、いかがだろうか。



これならば、バイクに取り付けたいと考えた時でも、セットする場所の選択肢がぐっと広がる。超小型パワーアンプは、クルマ以外(バイク、バギー、マリンジェット、ボート等々)で使われることも多いので、そういったニーズにもジャストミートする、というわけなのだ。



ところで、当機が属する“HXシリーズ”にはもう1機種がラインナップしている。モノchモデルである『HX300/1』(税抜価格:5万5000円)がそれだ。『HX280/4』と完全に同サイズで、サブウーファー用として定格出力160W×1ch(4Ω接続時)というハイパワーを担保している。



さて、気になるのは音質性能だろう。詳しいインプレッション・リポートは次週に行うが、結論だけ先にお伝えしておく。その音からボディの小ささをまったく感じなかった。音質性能は想像以上だった。



次回からは、当機以外のモデルも順次ご紹介していく。それぞれの特長とサウンド・インプレッションを詳しくリポートする予定だ。お楽しみに。




《太田祥三》

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