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『DIATONE SOUND.NAVI』ならではの システム構築術 徹底解説! #4: “簡単プリセット”を使いこなす

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『DIATONE SOUND.NAVI』ならではの システム構築術 徹底解説!
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『DIATONE SOUND.NAVI』で行えるシステム構築術を解説してきた。その最終回となる今回は、「NR-MZ90」に搭載されている“簡単プリセット”について解説していく。同機で“フロント2chシステム”を構築している時の、お役立ちノウハウをご紹介していこうと思うのだ。『DIATONE SOUND.NAVI』を楽しみ尽くしたいと考えているエントリーユーザーの方、必読!



ここまで、『DIATONE SOUND.NAVI』ならばどのようなシステムを構築できるのか、そのいろいろをお伝えしてきた。ただ、『DIATONE SOUND.NAVI』には、“スタンダード機”と“PREMI”があり、その2機種間では構築できるシステムパターンが大きく異なる。どのような違いがあるのか、おさらいしておこう。



まず、現行モデルの“スタンダード機”「NR-MZ90」では、“フロント2chシステム”(アンプの2chでフロントスピーカーを鳴らすシステム)しか組めない(“フロント2chシステム”で「パッシブ2Wayシステム」 <パッシブクロスオーバーネットワークを使ったフロント2ウェイシステム>までは構築可能)。それに対し「NR-MZ90PREMI」では、“フロント2chシステム”で「パッシブ3Wayシステム」(パッシブクロスオーバーネットワークを使ったフロント3ウェイシステム)も構築可能であり、加えて“フロント4chシステム”(アンプの4chをフロントスピーカーに割り当てるシステム)も組めるようになる。



そして、その“フロント4chシステム”では、多彩なシステムレイアウトが可能となる。「“マルチアンプシステム”によるフロント2ウェイ」や、「“マルチ”と“パッシブ”を組み合わせたシステム」も構築できるのだ。



というわけで、後々のシステムの発展性を考えるならば、“スタンダード機”ではなく「NR-MZ90PREMI」の購入を強くおすすめしたい。システム構築のいろいろを楽しもうと思ったら“PREMI”、なのである。



となると、“スタンダード機”を使っているユーザーは少々、意気消沈してしまうかもしれない…。“PREMI”と比べて、楽しめる幅が少ないからだ。



そのかわりに、と言ったら何なのだが、“スタンダード機”ユーザーに向けて、とある提案をしてみたい。“スタンダード機”を楽しみ倒す方法があるのだ。



それは、『簡単プリセットデータを活用するサウンドチューニング』である。システムはそのままでも、“サウンドチューニング”にトライすることで、楽しみの幅を広げることができる。



さて、最初に“簡単プリセット”が何なのかおさらいしておこう。これは「NR-MZ90」から設定された機能だ。「NR-MZ90」を購入したけれど調整方法が分からないというケースに対して、簡単にある程度のセッティングが行えるようになっている。車種選択とスピーカー選択を行うだけで、概ねの調整データを適用させることが可能だ。





「簡単プリセット」「簡単プリセット」


「簡単プリセット」





しかし、“簡単プリセット”を使って調整データを適用させた場合、そこからの微調整は行えない。変更が効かない仕組みになっているのである。



と思いきや、“簡単プリセット”から調整を煮詰めていく手段も、しっかりと用意されている。三菱電機のHP、『CLUB DIATONE』上で、“簡単プリセット”のデータが公開されているのである。



該当HP(記事の終わりにURLを表記)に行き、愛車にセットしたのと同じ“簡単プリセット”のデータを検索し、その調整データをメモる。次に愛機の“簡単プリセット”をオフにする。その上で各調整画面を呼び出しメモしたデータを手入力する。こうすることで、“簡単プリセット”状態から調整を煮詰めていくことが可能となるのだ。





「マルチウェイタイムアライメント」調整画面


「マルチウェイタイムアライメント」調整画面





「NR-MZ80」、「NR-MZ60」のユーザーでも活用可能だ。それらには“簡単プリセット”機能は搭載されていないが、HP上でシミュレートすれば、自車に対応した“簡単プリセット”データを確認できる。それを愛機に手入力すれば、“簡単プリセット”で調整された状況を適用可能なのである。そこからチューニングをスタートさせれば良いのだ。



このようにして、音をより良くさせること、つまりは“サウンドチューニング”の面白さを体験してほしい。ゼロから“サウンドチューニング”を行うのは初心者にはハードルが高すぎる。しかし、基になるデータがあれば話は違う。



この際なので、大胆に調整数値を変えてみるのもアリだ。極端に操作するとどう音が変わるのかを体験し、その上でまたベースの数値に戻し、そこから微調整を加えていってもいいだろう。



ただ、詳細なサウンドチューニングはプロショップにお願いしたほうが確実なので、『DIATONE SOUND.NAVI』を使っていてまだ1度もプロショップにチューニングを依頼したことがないのなら、この機会にお近くの『DIATONE SOUND.NAVI 音質調整店』を探して、実行していただきたい。



そしてそれはそれとした上で、“簡単プリセット”のデータをベースとした自己流サウンドチューニングも、ぜひぜひ楽しんでいただきたいと思うのだ。操作して音を変化させるのは、想像以上に面白い。



『DIATONE SOUND.NAVI』は、“スタンダード機”であっても、優秀な調整機能を背負っている。それを使いこなすことで、当機を所有していることの価値は上昇する。“スタンダード機”ならばいじってみることで、“PREMI”ならばシステムを発展させることで、『DIATONE SOUND.NAVI』を楽しみ尽くしていただきたいと思う。



『CLUB DAITONE』 http://www.mitsubishielectric.co.jp/carele/club-diatone/index.html





《太田祥三》

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